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これだけやっとけ!失敗しない転職活動(キャリアゴール作成)

今回はキャリアゴール作成についての記事です。
このプロセスはとても重要です。
このプロセスの内容を教えただけで、転職活動がうまくいったという人が何人もいます。
転職活動に対する悩みは人それぞれありますが、このプロセスが無いと転職活動はうまく行かないもしくは行き詰まりますので、必ずやっていただきたい内容です。
では本題に入りましょう。

キャリアゴールとは

転職活動をする時に最初に企業調査を行っていませんか?
もちろん、世界でどんな会社があるのか知ることは重要ですが、成功する転職活動の場合、企業調査はもっと後で大丈夫です。
ここでの「成功する転職活動」の定義は、「転職した後、その会社でやりたい仕事をして、なりたい自分に近づけていること」です。
成功する転職活動の最初のステップは企業調査ではなく、キャリアゴールの作成です。
キャリアゴールとは名前の通り、キャリアの最終目的地のことです。
定年退職する時に会社でどんな役職について、どんな仕事をしているのかを明確にすることをキャリアゴールと呼んでいます。

キャリアゴールが必要な理由

転職活動をすると、転職することそのものがゴールになってしまうことも多いです。
転職そのものがゴールになってしまうと、転職先で
「こんなはずじゃなかった」
「これなら前の会社とあまり変わらない」
というようにうまくいかない可能性が高くなります。
そうならないためにも初めにキャリアゴールを作成しておく必要があります。
転職活動でキャリアゴールが必要な理由は、

あなたに対しても相手に対しても、あなたという人間を理解してもらいやすくするためです。

転職ではあなたを理解してもらうことが重要になりますが、限られた時間の中で、あなたという色んな考えや好みがある人間を理解してもらうのは難しいです。
それを簡単に理解してもらう大きな方法の一つがキャリアゴールです。
キャリアゴールがあると、
「あ、この人はここに向かっているんだ。だったらこういうことをしたいんだな。」
と相手に理解してもらいやすくなります。

例えば、「夏休みに何をしたいですか?」という質問に
Aさんは、「う~ん。特に考えていないのですが、海外旅行に行けたら良いなと思っています。」という回答をしました。
一方Bさんは、「自然を感じたり、ネイティブアメリカンのことを勉強するために、アメリカのグランドキャニオンに行きます。」と回答しました。

Aさんは質問には答えていますが、結局、夏休みに何がしたいのかわかりません。
Bさんは明確な目的や場所を答えています。
この答えを聞くと、質問者は
「なぜネイティブアメリカンのことを勉強しようと思いましたか?」
というあなたをよく理解するための次の質問に移れます。

転職面接でも同じことが言えます。
キャリアゴールを明確化して伝えることで、あなたを理解しやすくなるのです。

キャリアゴールを作成するメリット

初めにキャリアゴールを作成しておくと、
・転職先を自分に合った企業に絞り込める(不要な調査時間が減る)
・企業に合った職務経歴書、志望動機書が作成でき、書類選考が通りやすくなる。
・面接官の質問に明確に答えられる・
・面接官に自分のことをより深く理解してもらえる。
というような利点があります。
一方、キャリアゴールを作成できていないと、
「この人のことはよくわからない」
「考えが不足している」
「なぜうちの会社に来たんだろうか」
と面接官に思われる可能性が高まります。
キャリアゴールを作成するのには時間がかかりますが、メリットの方が大きいので、ぜひ作成してください。

キャリアゴールを作成する方法

では、具体的にキャリアゴールはどうやって作れば良いのでしょうか。
一般的に言われていて、やりやすい方法は

【自分が引退する場面を想像して描く】

というものです。
自分がキャリアを終える時に、どんな人がいて、どんな場所で終わるのかを想像することで、自分のキャリアゴールを作成します。

ここでのポイントは
・できるだけ具体的に描く
・人生を逆算して考える
ということです。

一つ目の「できるだけ具体的に描く」というのは、
その言葉通り、あたかも写真のようにできるだけ具体的にわかるようにします。
「笑って仕事は終わりたいな」というような漠然とした内容ではありません。
最後の挨拶は何を話すのか、どんな人が来ているのか、何人来ているのか、場所はどこで行っているのか、日本か、海外か、どんな気温か、どんな湿度か、季節はいつか、どんな音がしているのか、来場している人はどんな服を着ているのか、男性と女性はそれぞれ何人来ているのか、等々細かく想像します。
この場面は文章でも良いですし、絵に描けるぐらいにするとなお良いです。
こうして出来上がったゴールは自分で細部まで考えたゴールなので、誰かに話すときも淀みなく説明することができます。
どこかでブレがでてきたらその都度アップデートするようにしていくとさらに完成されます。

もう一つ、人生を逆算して考えるというのは、引退する場面の前から今までを遡って考えます。
最後にどんな仕事をしていたか、そこに至るまでに誰と仕事をしていたか、どこで仕事をしていたか、何年その仕事をしていたのか、その前はどんな仕事をしていたのか等を逆算します。
こうすることで、引退する時にどんな仕事をしていたか、つまりキャリアゴールを作成します。

キャリアゴールを楽しく作成する方法

自分の最後からキャリアゴールを作成するのはとても効果的です。
しかし、最後を想像してキャリアを考えるのはちょっと寂しい気もします。
そこで、もっと楽しくポジティブにキャリアゴールを作成する方法をご案内します。
これを教えただけで転職を成功させた人もいるぐらいの強力な方法です。
(ここからは有料記事です。上記まででもキャリアゴールを作成できますので、必要な方のみご覧ください。)

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