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俳句ポスト365、初投句、初入選。

今日は天の声の話を聞いてください。

(普段は代理キャラの日常を投稿しています。前回の記事はこちら↓)


で、天の声の話なんですけど、、、

天の声が作った句が「俳句ポスト365」の初級者部門の入選枠で掲載されました!

「兎野紫(うさぎのゆかり)」という俳号を名乗っている天の声。

兼題「新酒」。こちら9月のお題でして、この句は俳句を初めてすぐの頃に好奇心で投句した句です。載ったらラッキー♪くらいの気持ちでした。
家藤先生、ありがとうございました。

自分は俳句とは無縁だと思っていた

もともとプレバト視聴者だった天の声。夏井先生の添削を聞いてもいまいちピンと来ませんが、地元に夏井いつき先生が来ると知りすぐチケットを買いました。「句会ライブ」とは何なのか知らないまま。
芸能人を生で見るだけ。そんな心構えでした。しかし同行予定者(同じくプレバト視聴者)が調べたところ、なんと俳句を実際に作るらしい!(滝汗)。
天の声、学生の頃からパソコンが好きで、数学が好きでした。そして国語が苦手でした。そんな私に俳句など作れるわけがない!とやや気持ちが重くなりつつ句会ライブ当日を迎えました。

2023年9月23日 句会ライブ当日

夏井先生と家藤先生の面白い進行で笑いが絶えない会場。そして訪れる、俳句を作ってみましょうのコーナー。与えられたお題は掃除道具がたくさん映った写真でした。掃除について、道具について、ここには映っていない掃除をする人について、した部屋について。写真から連想されるものならなんでもいいのです。
天の声、俳句を作ることに苦手意識がありつつも、武器もありました。
それは「鳥」です。インコを飼っているのです。ペットは偉大だ。インコのことを書けば良い。めちゃくちゃインコに頼りました。
そして出来た句がこちら。

『秋涼しちりとりいっぱい鳥の羽』

季節の代わり目には換羽期というものが訪れます。わんちゃんの換毛期と同じようなことかと思います。その換羽期には羽がたくさん抜けます。そんな我が家では当たり前の光景をよみました。

選句

夏井先生が長机いっぱいに会場の皆さんが俳句を記入した紙を広げて選句していきます。その間、会場はトイレ休憩。ザワザワし、私はソワソワし、夏井先生はバタバタと並んだ長机の端から端までを往復していました。

そしていよいよ結果発表。
夏井先生が選んだ句を家藤先生が読み上げます。
読み上げ、作者にインタビュー。
読み上げ、作者にインタビュー。
時間が押してきたのでインタビューは無しになり、ひたすら読み上げ。
そして、覚えのある句が読み上げられます。

家藤先生「『秋涼しちりとりいっぱい鳥の羽』」

天の声「!?!?!?!?!?!?!?!?!」
作者名を読み上げられてから挙手をするという段取りなのに、私はこの時点でビックリして手をブンブン挙げていました。恥ずかしい…。

あらためて名前が読み上げられてから再度挙手した私に、夏井先生の名刺がプレゼントされます。今でも財布にお守りとして入れてあります。夏井パワーを感じます。

天の声、調子に乗る。

天の声は単純です。俳号を決め、ツイッターを開設します。この趣味、極めるぞ!と燃えていました。
ただツイッターに投稿するだけでは面白くない。投句サイトに投句しよう。
そしてたどり着いた「俳句ポスト365」。
はじめてブチ当たった兼題は「新酒」でした。何それ?

何それ?と思いながらもとりあえず可愛い句が出来ました。それが

『新酒舐め皺寄せ笑う下戸の君』

“君”という単語は俳句界では恋の相手をさします。私がプレバトを見ていてとにかくキュンと来ていた単語です。もし自分が俳句を作るなら“君”を使いたいと思っていました。

無事入選頂けて安堵しました。

その後も新しいお題が発表されるごとに投句していますので、来月、再来月の発表が楽しみです。


追記
ヘッダー画像は句会ライブ前に幸楽苑で食べた冷やし担々麺です♪