やばい、まじやばい! 　日本が始めたデジタル通貨がまじやばい！

やばい、まじやばい！
何がやばいって、日本が始めた独自のデジタル通貨がありえない！
なんたって通称が”陰毛通貨”（pubichaircurrency）だからな。

普通、国が発行するデジタル通貨はその国の法定通貨と同じ価値を持たせるよな。
日本なら1デジタル円＝1円で、国の信用で価値を保証するわけだ。普通は。
ところが、日本政府は、いったいどういう発想でそうなったのかわからないけど、日本民族の固有のミトコンドリアゲノムを持つ「陰毛」をデジタル通貨の価値の裏付けとして採用した。

意味わかんないだろ？　これ。

なんでも日本人の持つミトコンドリアゲノム配列がとてもユニークらしいんだ。
ミトコンドリアゲノムの遺伝子変異の組み合わせで人類を分類すると、日本人っていうのは、M7aやN9ｂという他の民族にはほとんど現れないハプログループ（簡単に言うと、共通の祖先を持った似たような遺伝子を持ったグループのことだ）が顕著に現れる民族なんだ。

つまり日本人は、ミトコンドリアゲノム的に言えば、世界的に見てユニークかつ希少なハプログループを独自に形成していると言えるんだ。
しかもこれからどんどん日本の人口は減っていくから、ますます希少性のあるハプログループになっていく可能性が高い。

そしてミトコンドリアゲノム配列が最もわかりやすいのが、人体の中では生殖器周辺で日常的に性ホルモンの影響を受けているVIOエリアの陰毛だっていうんだな。
日本政府はそこに目をつけたんだよ。
ユニークなゲノム配列を持つ日本人の陰毛は、他のハプログループの陰毛とは容易に区別がつくからな。

陰毛なんてどんどん生えてくるし、どんどん処置されるから価値換算が難しいと思うだろ？
日本政府は「日本人男性の生殖器周辺の生きた毛根のついている黒い陰毛」だけに限定したんだよ。

そうなると対象は日本人男性の股間に生えている陰毛だけにほぼ限定される。偽造もすごく難しい。
人口統計から第二次性徴以降の日本人男性の数と彼らが保有する生殖器周りの黒い陰毛の総量は一定の合理性を持って類推できるから、日本国の信用をもって推定陰毛総量に対して一定の価値を付与さえすれば、十分な兌換性が出てくる。
まったくとんでもない発想だよな。

なぜ日本人男性の黒い陰毛限定なのかって？
女性の黒い陰毛、つまりメラノサイト（色素形成細胞）がまだ衰えていない女性の陰毛とその毛根には、女性ホルモン、具体的には卵胞ホルモンのエストロゲンと黄体ホルモンのゲスターゲンが一定量含有されているので、それらがほとんど無い日本人男性の陰毛とは全く性質が別のものと言っていいんだ。

さらに精通を経験した以降の男性の陰毛は、一定年齢に達するまで日常的に興奮時に尿道球腺液（カウパー腺液）を浴びるため弱アルカリ性になっているのも女性の陰毛とは違う特徴なんだ。

男性の陰毛の価値認識が広まったおかげで、日本人男性の脱毛ブームは完全に終焉した。
美容クリニックでの男性VIO脱毛メニューは無くなった。
もうハイジーナなんてしてる日本人男性は日本には誰もいないって話だ。

日本人男性の性行動もだいぶ変わった。

ワンナイトラブなんてなくなった。
背景情報が不確かな相手に対して、無防備に陰毛を晒してセックスするなんてリスクが高すぎるからね。
「婚前交渉」なんて言葉もほぼ死語になっている。
おかげで未婚男性の童貞率が爆上がりだ。
恋愛結婚も一気に減った。
安全・安心が何より最優先で今は信頼できる筋から持ち込まれる身元が確かな相手との見合いでの結婚が主流だ。

世界の超富裕層のゲイの間では若い日本人男性の人気が大爆発してるらしい。
今後、超富裕層の男性と日本人男性との国際同性婚が進むかどうかはわからないけど、とんでもない玉の輿に乗った日本人男性が出て来るのは時間の問題だろう。

LBGTQ支援関連団体や著名なフェミニスト文化人は、陰毛通貨は女性やトランスジェンダーといった性的マイノリティの陰毛を差別している！！！　と騒いでいる。
でも、こればかりは生まれついてのジェンダーで決まる話なので、どうしようもないだろうな。
彼らは政治問題化しようとしてるのかもしれないけど、ほとんどの人は関心がないので、次の選挙の争点にはなりそうもないって話だ。

実はこの日本政府の陰毛通貨政策は、世界の少数民族の自立化にも大きく貢献しているんだ。

さっき、M7aやN9ｂというハプログループは他の民族にはほとんど無いと言ったけど、ほとんど無いのであって、まったく無いというわけではないんだ。
アムール川流域の先住民族のウルチ族、ナナイ族、ウデヘ族、オロチ族、ネギダール族、エヴェンキ族、オロク族、ニヴフ族なんかが、日本人と同じM7aやN9ｂのハプログループなんだ。
日本人の遠い所にいる親戚みたいなもんだな。

だから彼らが日本の陰毛通貨政策に乗ってきたのは言うまでもない。
なにせゲノム的に同じなんだからな。
陰毛通貨の発行権を持つ正当性があるわけだ。
日本と同じ強い通貨を持つのは経済的に強力な武器を持ったも同然だ。

これまで民族同化政策をとっていたＲ国やC国にとって、強い通貨を持った彼らは今や大きな脅威となっている。
Ｒ国もＣ国も宥和策に舵を切って、彼らの民族的自立を尊重せざるを得ない状況だ。
そして一部の民族だけに宥和策を取るわけにはいかないだろうから、他の少数民族にもきっと広がっていくはずだ。

日本政府がそこまで考えていたかはわからないけど、「陰毛通貨」は地政学的なパワーバランスを変えて、グローバルレベルで歴史の転換点を作り出すきっかけになりそうだ。

ということで、もしお金に余裕があるなら、日本のデジタル陰毛通貨を今のうちに買えるだけ買っておくといいよ。絶対儲かるから。