出来る人の傲り。出来ない人の葛藤。度量の測り方。①



とある店の、とある比較的
若い店長が

「今のバイトの子。
ちょっと優しくすると、メン、ヘラってるから。
嫌だ」

的なことを言っていた。

この間ついぞ
この間

私は、
「メンヘラに明日はない」宣言をしたばっかりだ。
これは、自分の感情を一方的に押し付けてきた母親への怒り
をこう表現した。

でも、こんな発言をしていた店長とその下で働くバイトの子と
知り合う機会があった。

・・・・

別に店長はこの子の事を言っていないのかも、しれない。

でも。。。。

その子は鬱になって、発達障害だ。と私に
話してくれた。

私も、他人事ではない。


しかし、この人、が「店長」の立場から発したのはわかる。

でも、育てる。教育する側の人間が
こんな事を言うのか。

そして、ぼんやりと思ったのは

きっとこの「店長」には
なにか悩みを話せる友人か、家族か、恋人がいて
誰かに自己を開示することなんて
朝飯前なんだろうなぁって事だった。

だから、店長が悪い。とか
バイトの子が悪い。
と言った。

低俗な記事にしようという気はまったくない。

が、

この人間的な差は、今までは軽視されがち
だったけど。

組織に4年いた人がそのルールから
抜け出せないように。

この差、この溝の差。違和感の差。
(ごめん。上手く言えない)

これからの時代
デカいんだろうなぁと
思った。

上手く言えないが、
対価としては大きいのではないか。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ここで


飛び入りでバレエの先生の秘書、または企画の弟子入りを
志願したエピソードを話そう。


それは、当時住んでいた家の近くにあるバレエレッスンスクール。
こんな所にあったのか。
坂本九のCDを借りに、TSUTAYAに寄った
帰り道の発見だった。

扉はガラス製で
レッスンしている学生たちが見える。

姿勢を矯正したかった。というのもあり
考えているよりもお手頃なお値段のレッスン費だったこともあり
その扉を開いた。

そこには、宝塚出身の厳しく、偉い先生がいた。

姿勢をなんとかしたいんだ。と言ったら
その先生は
こうすればいいわよ。と
初参加の私に
私の足に丁寧にテーピングしてくださった。
それがとても嬉しかったので

なぜ、しかも飛び入りの私にここまで
してくださるんだろう。
その背景が知りたくなり

レッスン終わった後のお茶会に
これまた飛び入りで参加し、背景を探った。

よくよく話を聞くと
その先生は
宝塚出身で、有名なバレエダンサーだった。

今は引退して、先生をしているらしい。

そのバレエスタジオも
自分で購入した物件だったらしく

他にもレッスンをしているスタジオを持っていた。


さらに、その目的を探っていくと・・・

その先生は、いつかバレエを見れるレストランを作りたい。
そんな世界を作りたい。と言った。

どんな形であれ、表現する。ということが世の中に
定着するのは
バレエだろうが、能だろうが
素敵なことのように思えた。

そして、その夢の為に
その為に、資金を集めたい。何十万といった軽い金額ではない
何千万といった多額の資金。

なにかに引き寄せられて、その場に来たので
これはなにかの、ミッションか?と思って
何かの練習になるかもしれないと感じ、話にノッた。

徐々に「違和感」を感じ始める。

いわゆる、「取り巻き」のようなお茶会だった。
意見をする人も、
話し出すのは、先生のみ。
それに迎合する人。その溝を埋めるようにファシリテーターを
する人。

まぁ、そうだろう。
だって、ここはきっと彼女の楽園なのだから。


私の興味は、先生よりもファシリテーターを務める彼女に
寄って行った。

ある日の休日
私の元に女帝から連絡がきた。

「来週の休日。軽井沢に行かない?」
だった。


度肝を抜かれた。



次に、続く。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?