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かっこつけすぎだった人生の前半戦

いきなりなんですが、2020年10月に適応障害になりました。
東京への転勤と配置換えが7月にあり、そのストレスが引き金になったんだと思います。変化についていけないのと、配属先の雰囲気にやられてしまいました。今は休職をしています。11月に退職をする予定です。

適応障害は本当に辛い。症状は人によって違うらしいです。私の場合は、寝られない、抑うつ気分、頭痛、吐き気、息苦しさ。もう生きているのが辛かったです。実家で母に、また彼女が本当に優しく介抱してくれたので、自分を取り戻すことができました。特に母親の偉大さ・強さ・優しさに助けられました。

この辛く苦い経験から幾つものことを学ぶことができました。反省することもたくさんあります。私は、「白か黒で全部を思考していた」「自分に合っていた環境であぐらをかいてしまった」「一部の能力がすぐれているからと何でもできる気になっていた」。まだまだあります。

休職をしている間に人生をまるっと思い返すことができました。これからどういう人生を生きていきたいのかという問いにしっかりと答えを出すことができました。
私は、子どもがその人らしく生きていける手助けをしたい。そして救ってほしい。私がこれまで接した人から貰った素晴らしい愛を還元させてほしい。与えられる側から与える側になりたい。

仕事をサラリーマンから変えます。児童養護施設で働こうと思っています。誰に言われたわけでもありません。辛い日々で見えた一筋の希望で、自分の中からふっと湧いてきた職業でした。

これまで、誰かの承認だったり、世間体だったりで生きてきました。職業の選択もしかりです。名前に大手の企業名が入っているからという理由だけで決めてきました。

自分の中に答えがあります。すごい小さな声です。だから聞き間違いをしているかもしれません。やってみれば、合っているか間違えているのか、どちらにせよ、きっと先に進むことができるはずです。

進もうと思います。小さい頃から教え込まれた誰かのための誰のためでもない人生のレールを外れて進もうと思います。

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