ウォッチパーティーを使ってみんなで一緒に映画を観た話
ニューノーマルの時代に、みんなで一緒に映画を観ることだってできる。
そう、アマプラならね。
昨晩、Amazon Prime Videoのウォッチパーティー機能を使って、映画『窮鼠はチーズの夢を見る』鑑賞会を開催しました。これがなかなか面白かった。
場所を問わずにリアルタイムで同じ映画を観て感想を言ったり豆知識を共有したり、さながらオフ会のような雰囲気を楽しめます。基本的に映画は一人でスクリーン派ですが、ウォッチパーティーもこれはこれでありだぞ。
せっかくなので、どのように行ったのかレポートしていきます。
ウォッチパーティーとは?
「ウォッチパーティー」とは、Amazonプライムビデオで配信されている映画やドラマをオンライン上で複数人で同時に視聴できる機能です。Netflixにも同様の機能があるみたいですね。
同時に視聴できるのは100人までで、招待する側もされる側もAmazonプライム会員である必要があります。また、ウォッチパーティーを使用できるのはプライム会員特典で配信されている作品のみで、レンタル・購入作品では使用できません。海外のホストが開催するウォッチパーティーに参加することはできません。
環境はPCのWebブラウザのみ動作が保証されています。タブレットやFire TV Stickには未対応なので要注意です。
【手順1】参加者を集める
そもそもの発端はこのツイートでした。
フォロワーの方から反応をいただいて、じゃあやってみるかと言い出しっぺの私がホストをやらせていただきました。
気軽な感じでやりたかったのでTwitterで参加者を募り、ウォッチパーティー 参加用URLもツイートでお知らせしました。注目度の高い映画ということもあり、当日は9名で映画を観ました!リアルだってこんな人数で一緒に観たことないです。たくさんの方と時間を共有できて嬉しかったです。ご参加いただいた方、ありがとうございました。
なお私はこの映画に関してはスクリーン・配信合わせて5、6回目の鑑賞です。初見の方、2回目の方など入り混じっての鑑賞会でした。
【手順2】ホストがウォッチパーティーを開催する
これはめちゃくちゃ簡単です。
作品を選ぶ
→ [ウォッチパーティー] をクリック
→ ユーザー名を入力
→ [ウォッチパーティーを作成] をクリック
以上。かんたーん。
【手順3】ウォッチパーティーに参加者を招待する
これも簡単。まずホスト側。
設定タブの [リンクをコピー] をクリック
→ URLを参加者に伝える
で、ゲスト側。
URLにPCのブラウザからアクセス
→ ユーザー名を入力
→ [ウォッチパーティーに参加する] をクリック
【手順4】上映開始まで団らん
初めましての方もいらっしゃったので、参加者がそろうまではチャットで軽く自己紹介したりお喋りしたりしていました。ちょうどアイスブレイク的な時間になったかなと思います。
▲スタンプみたいなものもある(視聴中は結局使わなかった)
▲チャット領域は非表示にできる(非表示ボタンはフォーカスが外れれば消える)
しかし困ったことにこのチャット、若干の不具合があり……。上のキャプチャでもそうなのですが、変換してエンターを押した瞬間にコメントが送信されてしまうのです。そして入力領域にはテキストが残ったまま。ここでもう一回誤ってエンターを押して二重送信、というのを何度もやらかしました。
チャットが盛り上がるうちにすぐに流れていくので大して気にならないとは思いますが、煩わしかったです。改善求む!!!
【手順5】いざ、上映開始。
再生や一時停止等のコントロールはホストしか行えません。暖まってきたかな〜という頃合いでいざ上映開始です。
ちなみに1人で動作確認していたときに最後まで再生終了してしまうと画面が固まったりもう一度再生ができなかったりしたので、エンドロールのラスト数秒残して気合いで一時停止を押すというミッションもありました(無事成功)。
【手順6】映画を楽しむ
各自好きなように「成田きた!!!」とか「ここの目が」とかチャットで発言しまくっていました。オンラインだけどオフ会感があります。
ロケ地情報や裏話などちょっとした豆知識も挟み込まれます。応援上映や副音声のような気分でチャットを楽しむことができました。窮鼠おかわり組が一斉に「ここの今ヶ瀬」みたいに反応するのも大変面白かったです。
初見の方には少々忙しなかったかしら……とも思いましたが、参加してくださった方からは小ネタも楽しみつつ映画も観られてよかったとのお声をいただきました。若干チャットが先走ってしまうこともあるので、初見とか何回目というのを共有してから始めた方がよかったかなというのが反省ポイント。
テキストのやりとりなので、集中したいときは映画に集中することもできるし、ROM専でもOKというのがいいですね。
自分では気付かなかった解釈があったり、人によって視点が違ったり、それらをリアルタイムで共有するのは新鮮な体験でした。皆さん言語化するのが得意だからこその楽しみ方だったかもしれません。ついもう一回観たくなる(まだ観るの……?)。
個人的にはスクリーンで1人で観るのとはまた違った映画の楽しみ方かなと思います。がっつり没頭したいときとおしゃべりしながら時間を共有したいときとで使い分けるとよいですね。
おしまい!
【本日の気付き】
・ボタンひとつ、特別なツール不要で簡単に開催できる。
・人数多すぎるとどうか?とも思ったけど10人前後はちょうどいいかも。盛り上がる。
・どうしても横幅が狭くなるので大きめのモニターがあるとより快適。
・チャットは改善してほしい。
・甲子園みたいに名前に(2回目)と鑑賞回数を書いておくといいかも。
・声を気にしなくていいからどこでも参加できる。気軽。
・このシーン、みんなはどう観た?というのを共有しながら観るのはすごく面白い。
・今ヶ瀬(成田凌)が可愛すぎる。
以上、ウォッチパーティーを使ってみんなで一緒に映画『窮鼠はチーズの夢を見る』を観たレポートでした。『おっさんずラブ』でも盛り上がりそうだな。
もちろん映画はスクリーンで観るのが一番です。応援したい新作映画はきちんと対策した上で映画館で観るつもりです。が、それとは違った形でこんな楽しみ方もあるんだなと新しい扉が開けたような気持ちです。
オフラインで集まるのが難しいこのご時世、皆さんもウォッチパーティー やってみてくださいね!
もしよかったら「スキ」をぽちっとしていただけると励みになります(アカウントをお持ちでなくても押せます)。 いただいたサポートは他の方へのサポート、もしくはちょっと頑張りたいときのおやつ代にさせていただきます。