セレ女・『東山のボランチ』、舞洲に!サッカーへの秘めた想いとは?
現役高校生TikTokクリエイター・『東山のボランチ』さんは、大のサッカー好きでセレッソ大阪ファン。TikTokの撮影でセレッソのクラブハウスを初めて訪問した本取材当日も、トップ写真で着用しているウェアを持参してくれました。
幼少期にサッカーをしていながら一度離れた彼女が、「サッカーの楽しさを伝えたい」と思うようになったきっかけとは?
「テクニックがある選手が好き」と話す彼女が好きな海外サッカー選手、セレッソの推し選手にも注目です!
大好きなサッカーに関わりたい。レフェリーの道へ
サッカーは、小学校1年生くらいまでやっていました。兄と遊びたくて練習について行っていて、気づいたら親にスクールに入れられて。小学校に上がる時、家の近くで活動している男女のサッカーチームに一度見学に行ったのですが、その時は結局チームには入りませんでした。
そして「何か別のことを始めたいな」と思っていた時にダンスと出会いました。一人で黙々と練習できるところが、性格に合っていたんですよね。次第にサッカーとは離れていきました。
再びサッカーと出会ったのが、高校1年生の時。東山高校のサッカーを見る機会があって、「ボランチの選手がかっこいい!」と思ったんです。そこでもう一度プレーをしたい欲がでてきて、サッカー部に入部しました。でも、私の高校のサッカー部には女子が2人しかいないというかなり厳しい環境で……。結局、3ヶ月くらいで部活を辞めてしまいました。
それでも、「どうしても大好きなサッカーに関わりたい」という気持ちは諦めきれず。クラブチームでサッカーを続ける選択もありましたが、小学校〜中学校までやっていないのでほぼ素人同然。迷惑をかけるだろうなと思って、選手は諦めました。
他にフィールドでどういう関わりができるのかと考えた時、レフェリーに興味を持ちました。最初に見た時は、「そんなにしんどくなさそうやし、いけそう」と思っていましたが、やってみると選手並みの体力が必要で、とてもきついです(笑)。
今年の5月にサッカー4級審判員の資格を取得しました。ここからは、審判としての実績を1年間で30試合以上積めば、3級に進むことができます。やるなら上を目指したいので、これからどんどんレベルアップできるように頑張りたいです。
トップチームも練習に使用する舞洲グラウンドにて
まだまだ女子レフェリーが少ない中、大変だなと感じたこともあります。一度、大学生のエンジョイでのフットサル大会の審判のお誘いをいただき、参加したことがありました。その時、「女子やん」「できるん?」などと聞こえる声で言われたり。
当時はまだ何もしていなくて、今より少しふっくらしていたんです。今は筋トレにも力を入れていて、これから体力もつけていくために、7月からはジムに通おうと思っています。
マルセロ選手に一目惚れ。観戦の入り口は海外サッカー
サッカーを観るのが好きになったのは、海外サッカーのある選手の影響です。レアル・マドリードに所属しているブラジル出身のマルセロ選手。
あの素晴らしいトラップを見た瞬間に、この選手を推そうと決めました(笑)。マルセロ選手が出ている試合は全て観ていますね。TikTokもやっていて、お茶目なんです。家族愛もすごくて、人としても、いちサッカー選手としても大好きです。
あとはコロンビア出身のゴールキーパー、イギータさんの動画もよく観ています。今のサッカーのルールにも影響を与えてしまうくらいの選手で、面白いなと。
新しいヨドコウ桜スタジアムのベンチでサッカーへの愛を語る
今の“推し”は、坂元達裕選手
海外サッカーばかり観ていたので、セレッソを観るまでJリーグはあまり観たことがありませんでした。たまたまセレッソの試合配信を観戦する機会があって、まず印象的だったのはユニフォームのあのピンク色。他ではあまり見られない色ですよね。
試合が始まってサッカーを見ていると、すごくかっこよくて。そこからはまって、セレサポになりました。まだ現地では観戦したことがないので、観に行くのが楽しみです。
セレッソで最初に好きになったのは、柿谷曜一朗選手(現在は名古屋グランパス所属)でした。フィールドの端から端まで走り回っていて、驚きました。マルセロ選手やイギータ選手もそうですが、テクニックのある選手が好きなんですよね。柿谷選手は試合終盤でも面白いプレーをしてくれて、見てて飽きないです。
柿谷選手が移籍してからは、坂元達裕選手が好きになりました。坂元選手のテクニックもすごいです。私が飼っている猫の名前も、「サカモト」なので、勝手に親近感が湧いています(笑)。
セレッソの選手と何かできるなら、試合前のアップを一緒にしてみたいです。迫力があるので、私も一緒にやって、あの迫力を身につけたいです(笑)。
セレッソの練習場で、思わず見せる満面の笑み
目指すは選手権の応援マネージャー。「サッカーの楽しさを伝えたい」
TikTokを始めたのは、最初何気なく友達と撮った動画がバズったのがきっかけです。やってみると楽しいなと思い、投稿を始めました。
冒頭でお話した通り、実際にサッカーと再び出会ったのは、東山のボランチさんのおかげです。それまではテレビでやっていたら観るくらいでしたが、東山のサッカーを観てから高校サッカーも録画して観るようになりました。
ユニフォームを着て動画を撮ることで、見てくださった方々が「どんなチームなんだろう」と興味を持っていただけたら嬉しいです。サッカーを知らない人でも、サッカーの凄さ、面白さ、楽しさに気づいてもらえたらなと。
今の目標は、全国高校サッカー選手権大会の応援マネージャーになること。もっと多くの方々に知っていただけるよう頑張って、1人でも多くの人にサッカーの面白さを伝えられるようになりたいです!
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