ライブの「ノッてるかー!」「イェー!」、本当にノッているのは何%なのか
はろー、まいしろです!
なかなかライブに行けない今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?
私自身も、数年ぶりに次のライブの予定がない生活 を送っていますが、どうせライブがないのなら、いまのうちにいつもライブで疑問だったことについて書いておこうと思い立ちました。
その疑問とはそう、アレです。ライブに行ったことのある音楽ファンなら一度は気になるであろうアレ。
「ノッてるかどうか」の確認です。
アイドル、ロック、ポップスを問わず、どんなライブでも絶対に聞くことができる「ノッてるかー?!」「イェー!」のやり取り。
ライブに行った数だけイェーと言った とも言えるほど普及しているこのコール&レスポンスですが、常々疑問だったのはこの イェー!!! という観客です。
アーティスト:ノッてるかー?
観客:イェー!!!
これ、どれくらい真実なのか?
正直、何度もライブに行っていると体調があまりよくなかったり、ヒドい二日酔いだったりして「うわ、今ちょっとそんなにノれないぞ...」という無念な事態があったりするのも事実です。
しかし好きなアーティストに「ノッてるかー?!」と聞かれて「(いろいろあって今は)そこそこですー!!!」と答えるのも心苦しい。そのため本心を隠して思いきり「イェー!!!」と答えたりするわけですが、こういうファンって意外といるのではないでしょうか。
というわけで今回は、ライブでおなじみの「ノッてるかー?!」「イェー!!!」の 主にイェーの部分について、アンケートをもとに真相を探っていきたいと思います。
実施:LINEアンケート
期間:2020-02-23 11:00 - 2020-02-23 22:05
配布数:5554件(※回答数 1054件)
■質問その1
まずはストレートにこの質問。
音楽ファンにはおなじみですが、ライブの楽しみ方にはいくつかの流派があり、踊る派・歌う派などなどと並んで「淡々と声を出さずに見守る派」という流派が存在します。
これは他のファンに比べて熱意が低いとか、ノれないとかそういうのではなく、単に「声を出さない」という流派 に属しているだけなのですが、今回の調査ではまず、この 流派の違い を数字で明らかにしてみましょう。
結果はわずかにイェー派の勝利。非イェー派 ももう少しで半数に届くという健闘ぶりでしたが、一歩及ばずという結果になりました。
では、この結果を踏まえて本題の質問に入りましょう。
■質問その2
では、いよいよこちらの結果を見てみましょう。ここからは回答をひとつひとつ出していきます。
1 .「イェー!!!」と答えたがほとんどノっていなかった人の割合
ツラいことは先に終わらせる方がいいと思うので、一番切ないこちらの回答から見ていきましょう。ずばり イェーと答えつつ、ほとんどノッていなかった 方々の割合です。
結果は0.7% 。ほとんどノっていないにも関わらず空気を読んで「イェー!!!」と叫んでくれるあたり優しさのかたまりとも言える彼らですが、割合としてはそこまで高くない模様。
とはいえ 徳の高さは抜群 なので、ぜひこれからも自らの道を突き進んで欲しいところです。
2 . 「イェー!!!」と答えたがあまりノっていなかった人の割合
では続いて、「あまりノッていなかった」人の割合です。ちょっとリアルなところがつらいですが、こちらは何%ぐらいでしょうか。
こちらはそれなりに多い4.6% 。私自身も遅刻スレスレですべり込んだライブでは、あまりノッてないのに息も絶え絶えに「イェ〜...」と答えることがありますが、不思議と「イェー」と答えていると「もしかして自分は今ノッているのではないか?」という自己暗示にかけることが可能なので、ぜひ今後の参考にして欲しいところです。
3. 「イェー!!!」と答えてそれなりにノッていた人の割合
では続いて「それなりにノッていた」人の割合。「イェー!!!」という言葉通り、心の中でもノッていたというファンの方、実際どれくらいいるのでしょうか?
こちらは過半数を超える50.2% 。「結構な人がそれなりにノッてるんだな...」というのが素直な感想ではありますが、やはりライブは大勢で盛り上がれるのが最大の魅力とも言えるので「ノッてるかー?!」に対する「イェー!!!」の答えは、かなり信頼できる回答のようです。
4. 「イェー!!!」と答えて極めてノッていた人の割合
では、最後に「極めてノッていた」人の割合を見てみましょう。私自身もそうですが「ノッてるかー?!」と聞かれなくても「イェー!!!」と叫んでしまうのがこちらのタイプ。実際、観客の何%ぐらいを占めるのでしょうか?
ギリギリ過半数を超えられず、結果は44.5% 。とはいえ会場のかなりの人が極めてノッているようで、これぞライブといえる結果になりました。
では、最後にここまでの結果を受けて、ライブ会場の実際の様子を図にしてみましょう。
、
■ライブの様子
■皆の心の中の様子
というわけで「ノッてるかー?!」「イェー!!!」の「イェー!!!」はけっこう信用していい「イェー!!!」ということがわかって何よりでした。
では、ここで終わるのもアレなので、最後に私の ライブオススメ曲 をいくつかご紹介しておきます。
まずはライブで「ノッてるかー?!」と聞かれると「イェー!!!」と答えるが ほとんどノッていない という方への1曲。
言わずとしれたゲス極のヒット曲ですが、実は 踊る人のことを少し冷めた目線で歌った1曲となっています。
特に「踊ることをやめなければ 誰も傷付かないんだ」「冷めた目を気にしながら踊れ」といった歌詞は 誰も傷付けないために「イェー!!!」と叫んでいる 優しいあなたに届いて欲しい名フレーズ。
聴いたことがある人もない人も、ぜひ改めて聴いて欲しい1曲です。
続いては「ノッてるかー?!」と聞かれて「イェー!!!」と答えるものの実際は あまりノッていない という方にオススメの1曲。
2ピースバンド・ドミコのスマッシュヒットとして知られるこの曲ですが、よく歌詞を読んでみると「好き嫌いをしていこう」というサビのフレーズ通り、何かを好きになったり嫌いになったりすることを なんとなく肯定してくれる 楽曲となっています。
「あまりノってないときは、無理して声を出さなくても良いのかな...?」という気持ちになれる(はず)なので、ぜひ一度聴いてみてください。
続いては「実際それなりにノッている」方にオススメの1曲。
パスピエのメジャーデビュー曲としても知られるこちらですが
フライデイナイト(金曜の夜)ぐらいはフィーバーさせてよ
という全人類が「本当にそうだよなぁ」と共感せざるを得ないサビの歌詞が印象的。
イントロから最後まで「とにかくフィーバーさせてよ!!!」という強い圧を感じる名曲なので、ぜひ一度お楽しみください。
では最後に 極めてノッている という方へのオススメ。
こちらの方々は自力で脳内アドレナリンを精製できるタイプではないかと思われるので、特にオススメはありません。好きな曲を聞いて欲しいです。
ただひとつだけお願いすると、この記事は LINE MUSIC公式noteとのコラボ なのでできればLINE MUSICで聴いて欲しいです(突然)。LINE MUSICは誰でも無料で全曲聴けるというステキ音楽サービスなので、使ってない人はこれを機に1回ダウンロードしてみてね!!!!!
というわけで今日はここまで! じゃあまたねー。
読んでいただき、ありがとうございます!