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2024 オークス GI 予想

レース条件

東京 芝2400m
3歳オープン 牝
馬齢


馬場状態

天気予報

出典:気象庁ホームページ

前日

2024/5/18(土) 東京
 7R 1勝クラス 芝1600m
  1:33.3(3F:35.0) 標準-1.0
 9R 1勝クラス 芝1800m
  1:46.8(3F:34.5) 標準-0.8
 10R 2勝クラス 芝1400m
  1:21.2(3F:34.2) 標準-0.2

 芝は高速化
 1200m換算で-0.6秒くらい

 7Rはレース全体の上り3Fが35秒0で上りのかかる展開。前半ペースが速かった。
 10Rはラスト2Fが11.3-11.3で余力有り。もっと速いタイムもありえた。

 5/12(日)⇒5/18(土)でクッション値は9.59.8だが、レースのタイムは逆に少し低速化した印象。
 馬場速度の結論は当日の芝レースを見てからになりそう。

 内外の優劣については顕著な傾向は無し。直線三分どころくらいからの差しが優勢だった。


レース傾向と考察

出典:netkeiba

 直線が長いためスローペースの瞬発力勝負になりやすい。その展開の場合は好位を取りやすい内枠が有利になる。

      前半5F/8F 後半4F/3F タイム 馬場
23オークス  60.0/96.0 47.1/35.1 2:23.1 -8
22オークス  60.6/97.5 46.4/34.8 2:23.9 -6
21オークス  59.9/97.5 47.0/34.9 2:24.5 -10
20オークス  59.8/98.1 46.3/34.2 2:24.4 -14
19オークス  59.1/95.8 47.0/35.3 2:22.8 -12
18オークス  59.6/96.5 47.3/34.9 2:23.8 -8
17オークス  61.7/98.4 45.7/34.1 2:24.1 -12
16オークス  59.8/97.8 47.2/34.5 2:25.0 -8

 レース全体の上り3Fが34秒0前後(≒前が止まらない)の展開になったのは過去8年で2020年2017年
 2020年は4角4番手のウインマリリンが7人気2着。2017年は4角5番手のモズカッチャンが6人気2着。

 逆にレース全体の上り3Fが35秒0前後(≒前が止まる)の展開になったのは過去8年で2023年2022年2021年2019年2018年
 2023年は4角14番手のドゥーラが15人気3着。2021年は4角12番手のハギノピリナが16人気3着。
 2022年、2019年、2018年は上位3頭が強かったか?。上りのかかる展開では実力上位馬での決着になる傾向。

 結論として「どっちの展開になるか」が最重要なのだが、5年/8年は後者の展開なので、メンバー構成云々は無視して上りのかかる展開で想定することにする。


出走各馬 評価

◎ ステレンボッシュ
○ スウィープフィート
▲ タガノエルピーダ
△ チェルヴィニア

◎ ステレンボッシュ

 勝った桜花賞(1着)は近年の桜花賞馬と比べて遜色がないレベルであり、能力は十分。この馬については省略。
 

○ スウィープフィート

 チューリップ賞(1着)と桜花賞(4着)を見るに、好位での競馬はできないが能力は3歳重賞級と思われる。
 道中14~16番手くらいになるのも覚悟しているが、上述の通り何だかんだで差し有利展開になると思っている。「前が止まらない展開」には意外とならない傾向を信じたい。
 もしステレンボッシュに勝てるとすれば、差し馬(同じ脚質でない)だと思うので、あわよくば勝ち切りも期待。
 

▲ タガノエルピーダ

 チューリップ賞(4着)はハイペースを好位追走して崩れた。忘れな草賞(1着)は凡戦だが前半ハイペースで特殊な展開に巻き込まれたとも捉えられる。
 ここ二走の内容は評価できないが、朝日杯FS(3着)は先行して3着に粘る強い競馬であり、能力は上位のはず。
 そしてこの馬を推したい最大の要因は、この鞍上と外枠で差し狙いに徹すると思われること。スウィープフィートと同様に展開が向くのを期待。
 

△ チェルヴィニア

 アルテミスS(1着)が好内容であり、道中でゆったり走れるレース条件ならば巻き返しの可能性は十分。
 ただし馬券的妙味はほとんど無いか。
 

ライトバック

 桜花賞(3着)の内容は評価しているが、個人的には前走で狙えなかったのでここでは狙えない。
 折り合い難で不発になるかどうかは、結局のところ走ってみなければ分からないのだが、普通に考えて2400m戦になるのはマイナス。
 

クイーンズウォーク

 クイーンC(1着)がレースレベル以上に派手な勝ち方になったのを理由に嫌っている。
 桜花賞(8着)はマイル戦で好位を取りに行って直線伸びず。
 今回はじっくりと脚を溜める競馬で、少なからず巻き返しがあってよいが、そもそもクイーンCの内容が強調できる程ではないわけで・・・。
 

アドマイヤベル

 フローラS(1着)はレースレベルが低調。あの展開でレース全体の上り3Fが35秒0かかっているのは△。ただしこの馬は着差以上に余力を感じさせる勝ち方ではあった。
 好位で運ぶと思うので、仮にオークスのレース全体の上り3Fが34秒0前後になる展開ならば、この馬は面白い存在になる。
 

ミアネーロ

 フラワーC(1着)はレース全体のレベルが低調であり、その中でロスのない競馬をしているので評価は難しい。ただしそれが周知されすぎていて馬券的妙味はむしろ高い・・・。
 「力負け」といえる過去レースが無いため能力は良くも悪くも?で、ここが試金石になる。この馬に関しては当日のオッズ次第では・・・。
 

コガネノソラ

 まず何よりスイートピーS(1着)で高速馬場&ハイペースの展開で結果を出しているのが良い。
 あの日の馬場でレース全体の後半3Fに35秒7かかっているので、時計の価値は割り引いて見るべきだが、それでも2勝クラス級以上の好内容だった。
 個人的には「差し」に徹した方が怖いが、せっかくの好枠なので先行するのでは?と思っている。
 

まとめ

 能力上位の◎ステレンボッシュ
 
差し展開ならば○スウィープフィート▲タガノエルピーダ
 一発があるならば△チェルヴィニア


追記

(当日馬場を見て変更あれば)


出走馬 参考レース

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