2024 オークス GI 回顧
レース条件
東京 芝2400m
3歳オープン 牝
馬齢
馬場状態
2024/5/19(日) 東京
5R 1勝クラス 芝1600m
1:34.4(3F:33.8) 標準+0.1
8R 2勝クラス 芝1800m
1:46.9(3F:34.0) 標準-0.5
9R 3勝クラス 芝1400m
1:20.5(3F:34.2) 標準-0.6
芝は高速化
1200m換算で-0.8秒くらい
8Rはラスト2Fが11.3-11.2で余力有り。9Rも同様に11.5-11.3で速いラップ。
レース決着としては末脚上位>前残りの傾向。
内外の優劣については顕著な傾向は無し。直線三~四分どころくらいからの差しが優勢。
レース全体 回顧
同距離レース 比較
前半5F/8F 後半4F/3F タイム 馬場
24オークス 57.7/95.5 48.5/35.1 2:24.0 -8
23オークス 60.0/96.0 47.1/35.1 2:23.1 -8
22オークス 60.6/97.5 46.4/34.8 2:23.9 -6
21オークス 59.9/97.5 47.0/34.9 2:24.5 -10
20オークス 59.8/98.1 46.3/34.2 2:24.4 -14
19オークス 59.1/95.8 47.0/35.3 2:22.8 -12
18オークス 59.6/96.5 47.3/34.9 2:23.8 -8
17オークス 61.7/98.4 45.7/34.1 2:24.1 -12
16オークス 59.8/97.8 47.2/34.5 2:25.0 -8
24青葉賞 59.5/95.7 48.5/36.2 2:24.2 -8
23青葉賞 60.4/97.4 46.5/34.8 2:23.9 -14
22青葉賞 58.9/96.3 47.9/35.5 2:24.2 -10
21青葉賞 60.5/98.3 46.9/34.8 2:25.2 -14
20青葉賞 60.4/96.8 46.2/34.6 2:23.0 -14
19青葉賞 59.9/96.2 48.8/36.3 2:25.0 -8
18青葉賞 60.8/98.0 46.4/34.4 2:24.4 -8
17青葉賞 59.7/96.5 47.1/35.2 2:23.6 -6
23東京優駿 60.4/98.0 47.2/35.3 2:25.2 -12
22東京優駿 58.9/94.9 47.0/35.2 2:21.9 -12
21東京優駿 60.3/97.2 45.3/33.9 2:22.5 -14
20東京優駿 61.7/98.0 46.1/34.3 2:24.1 -6
19東京優駿 57.8/94.5 48.1/35.9 2:22.6 -14
18東京優駿 60.8/97.3 46.3/34.6 2:23.6 -14
16東京優駿 60.0/97.8 46.2/34.2 2:23.0 -4
23ジャパC 57.6/93.2 48.6/36.5 2:21.8 -10
22ジャパC 61.1/97.8 45.9/34.2 2:23.7 -12
21ジャパC 62.2/97.7 47.0/35.3 2:24.7 -10
20ジャパC 57.9/93.1 49.9/37.8 2:23.0 -4
19ジャパC 60.3/96.6 49.3/37.2 2:25.9 +8
18ジャパC 59.9/94.8 45.8/34.4 2:20.6 -16
17ジャパC 60.2/96.8 46.9/35.1 2:23.7 -4
16ジャパC 61.7/99.2 46.6/34.7 2:25.8 ±0
24JC記念③ 61.0/97.6 46.0/34.1 2:23.6 -14
23六社S③ 60.3/96.3 47.7/35.6 2:24.0 ±0
23ジュンS③ 59.1/95.5 47.8/35.8 2:23.3 -10
23緑風S③ 62.6/98.4 47.1/35.4 2:25.5 -4
23早春S③ 60.7/98.2 47.2/34.7 2:25.4 -10
22六社S③ 62.2/99.6 46.7/34.5 2:26.3 -8
22緑風S③ 60.9/97.4 46.9/35.1 2:24.3 -4
22早春S③ 61.3/98.7 46.4/34.2 2:25.1 -6
レースレベル
レースレベルはやや高め
この馬場での標準タイムは2分23秒5~24秒5くらい。
高レベル年(2023年、2022年、2019年)と低レベル年(2021年、2017年、2016年)のちょうど中間くらいのタイムで決着。
前半8Fの95秒5はハイペースだが、実質的に+1.5秒はあるか?。それを考慮すればミドルペース。
後半4Fの48秒5も同様に-1.5秒で考えれば47秒0くらい。それを考慮すれば平均的な後半4Fだったか。
1~2着はオークス馬に値する。
3着争いの2分24秒4も時計的に悪くなく、上り3Fを34秒台でまとめて(かかりすぎでない)の結果ならば将来は有望。
ラスト2Fの11.5-11.4に関しては、同日の芝レース(1勝クラス以上)が揃って速いラスト2Fでの決着なので、大きな価値は無いか。
出走各馬 回顧
◎ ステレンボッシュ ⇒2着
○ スウィープフィート ⇒6着
▲ タガノエルピーダ ⇒16着
△ チェルヴィニア ⇒1着
◎ ステレンボッシュ ⇒2着
正直言って差されて負けるとは思わなかったが、先に抜け出した分だけ少し厳しくなった。
とはいえ内容は悪くなく、この馬もオークス馬に値する内容だった。引き続き軽視はできないレースが続く。
○ スウィープフィート ⇒6着
道中の折り合いは悪くないように見えたが直線で伸びず。なだれ込んだだけと思えるので評価は難しい。
まずはワンターンのコースで仕切り直しになりそう。桜花賞は好内容であり能力はある。
▲ タガノエルピーダ ⇒16着
この馬の位置取りならばペースが速すぎたとは思わないが、最後は直線で止まった。
スタート直後のテンの速さを見るに距離が長かったか。2000m戦の忘れな草賞が凡戦だったことを重く見るべきだった。
△ チェルヴィニア ⇒1着
1着馬を「差して勝った」のは少し驚いたが、勝ち負けに関しては抜け出すタイミングだったりがあると思うので、2着馬と大きな差は無いか。
今年は超高速馬場に非ずだったのでタイムは少し地味。この馬場でこのタイムならばジャパンCでも通用十分。
ライトバック ⇒3着
結論として好内容。レース条件は異なるが桜花賞(3着)と同じくらいの走破内容では?と思っていて、おおよそ2~3勝クラス級くらい。
3歳戦では能力的に軽視できないが、掛かりやすい故にスタート直後に「出して行けない」ことが今後の鍵になる。その点で秋華賞の京都2000mは厳しくなるか、それとも一周回って過小評価されるかどうか。
クイーンズウォーク ⇒4着
この馬(と5着馬)の内容をどう捉えるかが最も難しいのだが、実質的にミドルペースから上り3Fが34秒7で2分24秒4ならば、まったく悪くはない。
2022年オークスにおける3~4着ライン(ナミュール、ピンハイ)、2018年における4~5着ライン(レッドサクヤ、マウレア)あたりと互角くらいはあるはず。
ランスオブクイーン ⇒5着
評価としてはクイーンズウォークとほぼ同じ。この内容ならばフロックとは思えないので秋華賞で期待したい。
勝った未勝利戦のラスト2Fが11.2-11.2であり、振り返って見ればそこがヒントだったか・・・。
ホーエリート ⇒10着
3~4角で位置を押し上げて直線では止まった。
この馬に関しては力負けとは言い切れないが、次走で挽回を期待できる下地は無い・・・。
ラヴァンダ ⇒11着
この馬に関しては明らかに距離が長かったと思うので、その中で直線で一瞬だけ見せ場を作ったのは◎。
次走以降の距離短縮でどれだけ上昇があるかを楽しみにしたい。
コガネノソラ ⇒13着
結論として負けすぎで度外視か。
スイートピーS(1着)は2~3勝クラス級と思われる好内容であり、今回もレース展開自体は良かった部類では?と思っている。
フローラS組とフラワーC組は不発でも納得はいくのだが、この馬は事情が異なる。
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