NPO法人減災教育普及協会 江夏猛史 氏 #02
江夏猛史 氏 プロフィール
現在
減災人づくりアドバイザー
幼保防災アドバイザー、学校防災アドバイザー、避難訓練アドバイザー
NPO法人エコロジカルファーストエイド 理事
株式会社 日本減災対策 執行役員
防災士、消防設備士、電気工事士として活動中。{プロフィールから引用}
以前移動中の車内での会話で幾つかの質問をさせて頂きました。
その中の一つの質問が「なぜ、この活動をし始めたのか？」でした。
暫くの沈黙の後、「元々は緊急地震速報事業の会社を運営していたんですよ。（皆さんもご存じだと思います。スマホに鳴る警告音）
当時、阪神・淡路大震災が起こったんですがその時に友人家族がその被害にあって中々連絡が取れなくてね。数日後ようやっと連絡が取れたんです。無事か？と尋ねると俺は生きてる。と言って無言になったんです。奥さんは？赤ちゃんは？ 隣で瓦礫の下敷きに....」
その言葉で全てを察した。と
それからは事あるごとに連絡をし励ます訳では無いが何気ない会話を何度もしていたそうです。
そんな中自身の仕事と改めて向き合い2007年から始めていた緊急地震速報事業を2009年に事業本格化するため東京に日本減災対策株式会社を設立したとの事でした。
自分の想いとは裏腹に
日本減災対策株式会社で自治体、企業、学校など、日本全国の様々なユーザーに対して、商品やサービスの提供や防災・減災に関するアドバイス業務を行い、地域、業種、規模、ニーズが違う多種多様な取引先を相手に防災・減災のビジネスを展開していた中、どうしても浸透しない伝わらない事が余りにも多くあり行き道理を感じていたそうです。
それは話しを聞いただけ・設置しただけでもう大丈夫だと安心してしまう事。
この地震大国日本で。
これが一番怖い事だとお話してくれました。
じゃあ何がいけないのか。
自身の立場を活用し様々な場所へ出向き防災訓練・避難訓練に立ち会わせて
もらって
これでは駄目だ。
という結論になり
日本人の災害に対する教育不足を痛感し商品やサービスの提供だけでは、未来の被害を減らすことはできない。
という思いから2014年に今まで運営していた会社を人に任せ、被害を減らせる人づくりを目的としたNPO法人減災教育普及協会を設立し現在に至るとの事でした。
その活動は、地を耕し、種をまき、水を与え、ようやっと芽吹き始めたと確実に手ごたえを感じているそうです。
これからが本当の活動期。
被害を減らす為に一番必要な事。それは人づくり。
次回からは私自身がこの目で見たこと、聞いたことを纏めて行き、人づくりが何故必要なのかをお伝え出来ればと思っています。
皆さんにもこの勉強会を受けて欲しいと思っています。
実績はあるの？ あります！
行政・企業に勉強会は行われていますしその後専門部署を立ち上げている企業もあります。（下のプロフィールをご覧ください。）
非常に残念だと思う事はコロナ渦で人数制限が掛かってしまう事。1人でも多くの人に聞いてほしい。
興味があれば私に連絡でも構いませんし、直接問合せして頂いても全く問題ないです。
NPO法人減災教育普及協会
https://gensai.or.jp/
賛助会員も募集しています。（私は参加させて頂きました）
詳しくはお問い合わせください。
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