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人間って得するより損したくないらしいし、脳って意外と簡単に騙されるらしい

今日の記事は、

まずは、仮説を立てて、
そして、実験を行ない、
それを検証して、
当初の仮説を、1つ上の仮説にアップデートした

そういう記事になります。

『先入観』や『イメージ』が、人にどんな影響を与えるのかが、ほんの少しだけ垣間見れます。

しかし、まったくもって真面目な記事などではなく、数人の読者に”笑っていただく”ことが目的 です。


◆本文スタート

妻のゆかりちゃんは、ほかの人が座ったあとの生温かさがイヤ」と言います。

僕は一切、気になりません。


ゆかりちゃんは、「電車の座席でもイヤだもん」力説りきせつします。

ダイニングテーブルのイスは、なんとなく定位置が決まっていますから、この”生温かい問題”は問題は発生しません。

この問題が発生するのは、

便座

です。

誰かが出たあとは便座が生温かいから、すぐにはトイレに入らない。

それが、ゆかりちゃんです。

ゆかりちゃんは、数分間トイレに入らずに、その便座の生温かさが消えるのを待ちます。

ちなみに僕は、冷たく冷えた便座に座るくらいなら、誰かが座って冷たくない便座の方がありがたいです。

便座除菌クリーナーがあれば、もちろん使用します。
生温かさは許容できる、という説明です。


さて……
では、ゆかりちゃんは潔癖症でしょうか?


そんなことはありません。
ゆかりちゃんはキレイ好きですが 大雑把 大らかです。細かくはありませんし、几帳面でもありません。

お金の管理だけは、細かく几帳面です。(助かっております)


では、ほかの人が座ったあとの生温かさがイヤ」と思う人って、ゆかりちゃん以外にもいるのでしょうか?
Googleさんに聞いてみました。↓


ケッコウいるようです。

座布団を裏返してお渡しするマナーも、「そこからかな」なんていう意見もありました。


なるほど……。

ならば、ゆかりちゃんは敏感なのか?(仮説1)


僕の、これまでの観察によれば、ゆかりちゃんは『鈍感』です。
敏感ではありません。

繊細さんでもありません。たぶん。

クヨクヨ悩む”気にしい”ではあります。
ゆかりちゃんは、自分自身のことには”ナイーブな気にしい”ですが、相手の思いには 大雑把 大らかです。


いや……。そうと、決めつけては失礼だ。

ゆかりちゃんは敏感なのかもしれない…


よし。
実験して、確かめてみよう。


僕は、わが家の便座の温度をMAX にしました。

これまでは冬でも、5段階中『2』でした。
それをMAXの『5』にジャンプアップしたのです。



僕は、この便座に座っていると、熱くてたまりません。
もし、長時間座ったなら低温やけどをするレベルです。


しかし、

ゆかりちゃんは気づきません。(実験結果)


僕1人しかいない平日の日中は電気代の節約のために、なにより僕が座っていて熱いので、便座温度をレベル2に下げます。

ゆかりちゃんが帰宅してから、レベル5のMAXに、また変えます。

しかし!
ゆかりちゃんは気づきません。(実験結果2,3)


これを、もう3日も行ないました。
たまたま気がつかなかった、などではありません。3日ですから。

確定しました。

ゆかりちゃんは鈍感です。(検証の結果です)


では何故なぜ
ゆかりちゃんは「ほかの人が座ったあとの生温かさがイヤ」なのでしょうか?


僕の新たな仮説は、

先入観です。(仮説のアップデート)

イメージです。
思い込みです。


誰かが座っていた、ということを知っているから。

あるいは、
誰かが座っていたと、そう思える状況だから。

その情報や思い込みから、

「生温かい」

と思うのです。もしくは感じ取ってしまうのです。


しかし本当のところは、

① 誰かが座っていたという情報
② 誰かが座っていたという可能性が高い状況

この2つがなければ、微妙な温度差など、ゆかりちゃんは感じません!
そんな敏感なセンサーは、

ゆかりちゃんにはありません。


メッチャ熱い便座に気がつかないのですから!

トイレの便座の温度。
洗浄水の温度。
お風呂の、湯船の温度。
シャワーの温度。

これらを、季節に合わせて変更するのは僕です。


ゆかりちゃんに、
「だから、誰かが座っていた座席だなんて気にする必要はない」とか
「だから、便座が生温かいなんて気にしないでよ」とか、

そんなことを言うつもりはありません。

大事なんでもう1度。

そんなことを言うつもりはありません。


これからも気にしてイイです。
イヤな便座や座席に座る必要はありません。

なにも変えなくていいです。


僕が言いたいのは、

人間って、先入観やイメージの影響を受けるよね~


ってことだけです。


◆〆

ゆかりちゃん、怒るかなぁ。
笑ってくれるかなぁ。

1番笑ってほしい読者は、ゆかりちゃんです。


僕は、ゆかりちゃんが大好きやで~。





おしまい


※この記事は、エッセイ『妻に捧げる3650話』の第708話です

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