【天然】あらぬ誤解が生まれるかもしれませんが、単なる”聞き間違い”です

※この記事は、お子さんがいる方は、決して一緒には読まないでください。
※変な空気が流れます。

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僕は、17年まえに、椎間板ヘルニアの手術を受けました。

インフォームドコンセントと言うのかな。手術前に、担当医から色々な説明がありました。
絶対に成功すると言えないとか、再発もあり得るなど、情報の共有みたいな作業なのでしょう。

でも、痛みから解放されたい僕にとっては、手術をしないという選択などなかったのです。
なんか、手術失敗の言い訳を前もってされている、みたいな気分になったのを憶えています。

今、想像力を働かせると、お医者さんも苦々しい思いをされているのでしょうね。被害妄想の強い患者さんやそのご家族、って結構いるのでしょうし、ルールで省略することもできない。
お医者さんに一番必要な能力って、忍耐力なのかもしれないですね。

僕が患った椎間板ヘルニアは、椎間板ヘルニアの中ではオーソドックスな症状でした。
第4腰椎の(下だったかな)椎間板が、ムニュっとはみ出て、脊髄を通る神経に触れているのです。

本来は、腰も痛くないし、右脚も痺れているワケではないのですが、椎間板が神経に触っちゃうもんだから、脳に誤情報が届くのです。
”痛い”とか”痺れている”とか、それらは誤情報なのです。

そこで、はみ出て神経に触れてしまう椎間板をチョン切ってしまおう、という手術でした。
そうすれば、誤情報が脳に送られることはなくなります。

しかし、一度はみ出た椎間板ですから、はみ出て神経に触れるルートが「できてしまっている」という可能性が否いなめないのです。
「育ってきた環境が違うから♪ 好き嫌いはイナメナイ♪」のと、同じです。
替え歌的に書くなら、
「一度はみ出してしまったんだから♪再発はイナメナイ♪」って感じです。

担当医に「もっとも多いのは10年くらいでの再発です」と言われました。

そして僕は、その医者の予言通りに術後10年で、再発の兆候を感じるようになったのです。

そんな僕ですから、夜、布団に入ってから腰のストレッチを行なうのは日課です。
仰向けに寝て、両膝を立てて、その両膝を右に傾けます。
腰が捻じれますよね。30秒くらい、そのままの姿勢で、腹式呼吸を行ないます。ゆっくり、深く息を吸うようにします。
もちろん、反対の左側にも、同じストレッチを行ないます。

まあ、腰を「ほぐす」程度のストレッチです。
昔「やった方がイイよ」と、誰かが教えてくれたストレッチです。誰が教えてくれたのかは忘れました。
再発の兆候があり、ときどき、ズキン！ときそうな気がします。実際に痛みが走るワケではないのですが、ちょっと怖くてドキドキしてしまい、鼻息が少し荒くなったりします。

で、です。
今から3年前。

3年前は、妻のゆかりちゃんと、同じベッドで寝ていました。
そのときは和室だったので、僕は右側でしたね。

僕は、腰痛対策の、例のストレッチを行ないました。
隣のゆかりちゃんは、僕に背を向けて寝ています。スマホを見ているのが、漏れる明かりで分かります。
ブルーライトを浴びると良い睡眠ができないよと、何度言っても、どスルーです。

ストレッチをしている僕に、ゆかりちゃんがたずねました。

「なにしてるの～？」

絶対に、スマホを見たままの姿勢です。僕に背を向けたままだと、声の距離で分かります。

「ん？ ストレッチ」

と、僕は答えました。

「ひとりエッチ～～～⁈」

ゆかりちゃんは、そう、のたまいました。

僕はまず、僕の耳を疑いました。
2秒後に、ゆかりちゃんの耳を疑いました。
3秒後に、僕は苦笑いしました。

本当は、僕が作詞作曲した『wife』にも、このエピソードを書きたかったのですが、これって【R15+】とか【R18+】とかになりかねませんよね。
いくら面白くても、ファミリーエンターテイメントには不適切な歌詞です。

そういう理由で、『wife』の歌詞に書くことを却下しました。

ちなみに『wife』の歌詞はこちらです。

ゆかりちゃんの耳には、耳クソが詰まっていたかもしれません。

でも僕が、「耳そうじしてあげようか？」と聞いても、「いらない」と断ります。

僕と、ゆかりちゃんの会話がスレ違うのも、ゆかりちゃんの耳クソ詰まりが原因かもしれないのです。

スレ違いまくった会話は、コチラです。

僕は、現在、椎間板ヘルニアの再発の気配がなくなりました。
YouTubeのおかげです。

この呼吸法で、僕の腰椎は、毎日正しい位置にリセットされています。

この動画を観て以来、おかげさまで整形外科も接骨院も不要になりました。
腰や肩や、お尻の張りを取るために、たまに、安価なもみほぐしに行くだけで充分なのです。

ストレッチも進化して、これらの動画を参考にして、僕なりにアレンジして行なっています。

僕は、ゆかりちゃんが大好きです。

チャオ！

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※この記事は、エッセイ『妻に捧げる3650話』の第1156話です
※この記事は、過去記事の書き直しです