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ナス(那須)と言ったなら、シオバラ(塩原)ちゃう?

妻のゆかりちゃんの寝言を、僕はメモに残している。

日時:2018年8月19日 深夜1時頃
寝言:「ボケナス……。……キュウリ?」

「キュウリ?」は、語尾が上がって、疑問文だった。

この寝言を、丁寧に、分析してみようと思う。

まず、最初の「ボケナス」は、おそらくは誰かに、そう言われたのだろう。なぜなら、ゆかりちゃんは「ボケナス」と言ったことがないから。

東濃弁だから、「アホやなぁ」とか「アホちゃう」と言うはず。
もっとキツク言うのなら「ドアホ」「たわけ~」となる、とは言っても、この「ドアホ」「たわけ~」は、やはり、ゆかりちゃんは言ったことがない。

ん?
ということは、案外ゆかりちゃんは上品なのかもしれない。

ま、とにかく、ゆかりちゃんが、「ボケナス」ということは、まずない。


「ボケナス」は、誰かに言われて、ゆかりちゃんが復唱したのだろう

(え?  ボケナスって言った?  私に言ったの?)
(私、そんなヒドイことした?)

という感じで、ショックを受けたのだ。
そして思わず、「ボケナス……」と、つぶやいたワケだ。


さて、次の「キュウリ」を考えてみよう。

そこそこのボリュームで「ボケナス」と発声したゆかりちゃんは、その自分の声を、自分の耳で聞いたわけだ。

ゆかりちゃんの脳内からは「ボケ」が消え「ナス」だけが残ったのだろう。

(ナス?  ナスよりはキュウリじゃない?)

とか、

(ナス?  ナスと言えば、キュウリよね?)

などと、夢の中でそんな思考をしたのだろう。
「……。……」は、約4~5秒くらいだった。

以下を、口にしてみていただきたい。

「ボケナス」
  
(ナス?)※心の中
  ⇓

(ナスと言ったなら)「キュウリ?」

けっこう長い間、であることが分ると思う。
だから、「ボケナス……。……キュウリ?」という寝言となったのだ。

夢の中連想ゲーム、あるいは、寝言で連想ゲーム、という、お遊びだったのだ。

そしてゆかりちゃんは、自分の「キュウリ」という回答に自信が無かった。
だから、「リ?⤴」と、語尾が上がったのだ。


いずれにせよ、寝言がハッキリと聞き取れるというのは、非常に貴重で、かつ、非常に面白いものである。



おしまい


※この記事は、エッセイ『妻に捧げる3650話』の第1519話です
※僕は、妻のゆかりちゃんが大好きです

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恋愛とは、若者だけのものではありません。

人生100年時代。
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「考え方」ですから、若者だけでなく中年にも参考になります。
もちろん若い男性には、モロ、参考になります。

女性にも参考になります。
【男の思考】が詳しく書かれていますから。
「男性って、そんな考え方をするんだぁ」と、きっと参考になります。

ご一読いただけたら幸いです。


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