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第184話 「考えは、簡単には変わらない」について


おととい、ゆかりちゃんが「考えは、そう簡単には変わらない」「考えは変えられない」「50年も、こう考えてきたの」と言った。

僕は、この【考え方】が嫌いなのだ。


結局、朝は口論を避け会話まで強制終了したのに、夜僕は、またココを蒸し返した。

・議論を避ける

・批判しない

・間違いを指摘しない

というカーネギーの教えを、またしても無視してしまった。

このときは、コビトじょーじさえも現れなかった。


◆自己啓発の鬼

25年前。僕は、エリアマネージャーで、自己啓発の鬼だった。

自己啓発書は山ほど読んだ。自腹でセミナーを受け、良いと思ったものは、自腹で講師を呼んで、部下にも与えた。それを何十回もだ。

ついには、講師以上に深いセミナーができるようになっていた。

社長教育の合宿訓練にも、やはり自腹で参加した。(社長ではないのに)


◆自律が基本

自己啓発の基本、イロハの『イ』は、自律だろう。

「自分を自分でコントロールできる」と考える人と、「自分って、なかなか思うようにはコントロールできない」と考える人とでは、その後の、勉強、努力、工夫、変化、成長などに、大きな差が現れてしまう。

真逆にだってなりかねない。

努力し成果が現れ【自信を得る】者と、努力し成果が出ず【自信を喪失する】者。これは、努力の結果が真逆に現れている。


たとえば、ナポレオン・ヒルの『思考は現実化する』でも語られているし、スティーブン・コビーの『7つの習慣』でも、第1の習慣は【主体性を発揮する】としている。


◆「考えは、簡単には変わらない」は本当だ

ゆかりちゃんに、僕は、「考えは簡単に変わるよ」と言いたかった。

この僕の考えは、正しい。

そして、ゆかりちゃんの「考えは、そう簡単には変わらない」も、実は正しい。

これを、ちゃんと理解するには、『人は思った通りになる』という原則を知らなければならない。


◆思った通りになる

「お金持ちになる」と思えば、そうなるし。「幸せになる」と思えば、そうなる。「結婚する」と思えば結婚するし、「離婚する」と思えば離婚する。

そういう原則がある。


僕は、高校生のときに、とある新興宗教の講話で、ほぼ同じようなことを言われて、受け入れられなかった

「僕は、走るのが遅い。なのに、思っただけで速くなる? そんなわけないだろう」と思ったのだ。

「お金持ちになれたらイイなあ」と思って、それでお金持ちになれるのなら、誰も苦労しない。


そして、ここから深く考えてほしい。

「お金持ちになれたらイイなあ」と思って、そしてこの思考の持ち主は、「なれる」と思っているのか、「なれない」と思っているのか、そこまで考えるのだ。

「お金持ちになれたらイイなあ。でも、ムリだよなぁ」っと思っていないか?

ましてや「思っただけで」だ。

「思っただけで? なれっこない」と思っている。そりゃなれない。


高校生の僕に、今の僕はこう言う。

「走るのが速くなりたいか?」

「ええ」

「よし、タイムを計るぞ」

「ええ~?」

「全力で走れ」

「はあ」

走る(ちゃんと全力) タイム15秒

「よし、今度は『絶対に速く走れる』と、そう思って走れ」

「はあ」

本気で「絶対に速く走れる、絶対に速く走れる」と念じる
走る(ちゃんと全力) タイム15秒


このとき、高校生じょーじはなんと言うだろうか?

おそらくは、「なんだよ~! やっぱり思っただけじゃ、ぜんぜん速くならないじゃないか!」と言い出すだろう。

「おや? 『やっぱり』って何?」

「え?」

「絶対に速く走るって思え、って言ったのに、どうやら心の底では『そんなのムリ』って思って走っていたようだね」

「あ! 確かに」

「な、思ったとおりになるんだよ」


◆結論

思ったとおりになるんだ。

『言い聞かせたとおり』にはならない。『思ったとおり』になる。

つまり、深層心理で、なにをどう考えているかが大事になる。


簡単にいうと、深層心理を自分の夢や目標に合わせるには、聞く言葉話す言葉を選ぶのが重要になる。

ここは、これだけでかなりの長文になるので、今は深掘りしない。


◆おとといの夜

おとといの夜は、激論と言うか、ほぼ僕が一方的に、大声で、上から目線で、このような講釈を、紙とペンまでつかって、ゆかりちゃんに話した。

ゆかりちゃんが、やっと、僕の言い分の大事なところを受けっとってくれて、僕は思わず「ご清聴ありがとうございました」と言った。

あれ? なんか変だぞ、と思った。

正直に告白する。

僕は、スッキリしていた。

目の前には、僕に論破されてボロボロになったゆかりちゃんがいるのにだ。

僕は、かなりスッキリして、そして少しの快感を感じていた。


だから「変だぞ」、って思ったのだ。なぜ、今、快感?という違和感だ。


◆今朝

新しい習慣をと思って、A4のノートを買ってあった。今朝、はじめて『モーニングページ』を書いた。

ジュリア・キャメロン著 サンマーク出版『いくつになっても、「ずっとやりたかったこと」をやりなさい。』を読んでいるのだ。まだ5%しか読んでいないが、読みながら実践を始めたのだ。

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指示通りに、忠実に、書いた。ちゃんともう1ページ書いた。

約30分。思考を、つらつら書いた。


驚いた。


◆〆&お詫び

ゆかりちゃんに、心からお詫びする。

申し訳ない。

モーニングページを書いて、僕が、間違っていたと、わかったんだ。

詳しくは、明日、記事にする。


モーニングページ。これをちゃんと習慣にすれば、僕はとんでもないことになりそうだ。

これは、凄かった。


ゆかりちゃんはときどき、「こんなめんどくさい、じょーじに、合わせてあげるの、わたしくらいなもんやでぇ~」という。

僕は、こっそり(なにを言う)と思っていた。僕は、イケメンじゃないが女性にはモテるのだ。かなりモテる自信があるのだ。女には不自由しない、困らない自信があった。

だが・・・。

・・・ゆかりちゃんの言うとおりだ。

こんな僕を、愛してくれるのは、おそらくは、ゆかりちゃんだけだ。(ゆかりちゃんは「愛してはいない」って言いそう)

ホントにありがとう。そして、おとといはホントにごめんなさい。

繰り返し書く。

【なんでそう思ったのか】の詳細は、明日の記事で説明する。


とにかく僕は、ゆかりちゃんを惚れなおしたのだ。僕にはゆかりちゃんしかいない。

僕は、めっちゃやさしい、そんなゆかりちゃんが大好きなのだ。




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