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第466話 さだまさしさんのコアファンが選ぶ名曲ベスト3! 僕は、曲と歌詞に心奪われました(書き直し集-その23)

※ この記事は、2020年4月の記事の書き直しです。


◆わが家の休日

今、ゆかりちゃんはテレビで、サスペンスドラマを観ています。
僕は、少し離れたダイニングテーブルで、YouTubeを観ています。

ゆかりちゃんの耳をジャマしないように、僕は、ワイヤレスイヤホンを使うのが常です。
片耳だけで使用します。

これでYouTubeの音は、部屋にモレません。
かつ、これなら、大好きなゆかりちゃんが僕に話しかけたときに、その声を聞き逃すこともありません。

最近の、ほぼ定番になりつつある、わが家の休日の光景です。


◆さだまさし

僕は、中学生のころから、大のさだまさしファンなのです。

今僕が、YouTubeで観ているのは、
さだまさしさんの『まさしんぐWorld 22』という、コンサート動画。

今、Google検索してみましたら、2007年のコンサートのようです。

このときのコンサートの企画は、以下の通りです。

①事前に、ファンにリクエスト曲をアンケート調査した
②ルールは、1人1曲
③アンケート調査結果の上位100曲を確定する
④その100曲のタイトルを『くじ』に記入し箱に入れる
⑤コンサート本番中に、お客さんにくじを引いてもらう
⑥その曲を歌う
⑦第3位は、オープニング曲
⑧第1位と第2位の曲は、ラストの2曲


動画は、残りわずかです。
コンサートは、フィナーレが近づいているのです。


◆ちなみに

ちなみに、アンケート調査で、第3位だったオープニング曲は、

『主人公』

でした。
さだまさしファンには、説明不要の名曲です。


ちなみにちなみに、

さださんが途中のトークで、こんなことを教えてくれました。

「僕の曲は、400曲以上あります」
「で、普通、こういうアンケート調査をした場合」
「リクエスト曲というのは、片寄るのが普通なのです」

ああ、そうだろうなぁ、と思いました。

「ところが! 今回のアンケート調査の結果は」
「リクエスト曲が400曲以上に、分散したのです!」

さださんの全ての曲が、名曲と言えるクオリティなのだろう、と思いました。

「そしてなんと、あの大ヒットした『精霊流し』が!」
「上位100曲に入っておりません!」


これを聞いて僕は、

コアファンが選ぶ選曲だ!
コアファンならではの選曲かぁ~!
1位と、2位は、どの曲だろうか⁈

あれか? それともアレかしら? と、もう、興味津々です!


◆第2位

そんなこんなで、残すはラスト2曲。

第2位は、『奇跡』

納得です。

僕も大好きな名曲で、15年前ぐらいに、カラオケで猛練習した曲です。
でも、キーが高く、そして音域が広くて、歌いこなせませんでした。

キーを下げると低いところがイマイチになり、僕のレパートリーからは、泣く泣く消した名曲なのです。

この曲を練習し、歌いこなせるようになりたかった理由は、歌詞にあります。

↓ ご参照くだい。


ゆかりちゃんに歌う歌として、バッチリな歌詞なのです。


◆口ずさむ

コンサート動画から、さださんの『奇跡』が流れます。
つい、小さな声で、僕も口ずさみます。

ゆかりちゃんが観ているドラマを、ジャマしないように。
ごく、小さな声で。

でも、心地よく。

僕は目を閉じて、うっとりしながら、メロディーと、自分の声と、
そして歌詞に、酔いしれました。

歌がサビに入ります。

あなたの笑顔を~~~♪ 
守るために~♪
多分~僕は~~~♪
生まれてきた~~~~~♪♪♪


(そうだ。僕は、ゆかりちゃんの笑顔を守るために・・・)

「どうしたの? 苦しいの?」

という突然の、ゆかりちゃんの声。


目を開けると、ゆかりちゃんが僕の顔を覗き込んでいます。
心配そうな顔をしています。

どうやら、
僕が、うっとり歌っている顔というのは、苦しい顔にしか見えなかったようなのです。

小さな声で口ずさんでいた歌は、【呻き声】に、聞こえたのでしょうか。


◆第1位

1位は、『黄昏迄』

僕は、この曲が好きで、高校生のころ良く口ずさみました。
自転車に乗り、大きな声で歌いました。

映像が、くっきりと浮かぶ曲なのです。


僕が、20歳か21歳。

大好きな女の子(超べっぴん)(僕はメンクイ)を誘って、ドライブしました。
逗子や葉山の、ヨットハーバーが目的地です。

そのときも、この曲が頭の中で流れていました。


◆晩年向き?

僕は、53歳になって分かったような気がします。

この、『黄昏迄』の歌詞は、晩年向きなのでしょう。
晩年の人の心に、グッとくる歌詞だと思うのです。

さだまさしファンも、いつの間にか、高齢化しています。

だから、この『黄昏迄』が、リクエスト曲ナンバー1になったのではないでしょうか。
僕は、そのように推理しました。

高校生の時に感じた良さと、今、感じる良さが、ちょっと違うのです。
深いところで、ジ~ンと、しみじみと感じるものがあるのです。


ちなみにちなみに、
この曲は、当然ではありますが、若いころのさだまさしさんが、作詞作曲したのです。

ホント、すごいなぁ。


◆〆

うっとりと、
歌を口ずさみ、
曲がサビに入る!
ああ!
めっちゃ気持ちイイ~~~!
「た~~~♪」と、気持ちよく伸ばしかける!

僕は、そんな1番の【恍惚ポイント】で声をかける……


そんな、ゆかりちゃんが大好きなのです。

(※ 恍惚(こうこつ):物事に心をうばわれて、うっとりするさま)




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