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今は結果を出すべき時か? 実験すべき時もあるんだぜ!(イチローさんやノムさんなら頷きそう)
僕は、オンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』のメンバーです。
このサロンは、
西野さんが、毎日、2000~3000文字の記事をFacebookグループに投稿し、サロンメンバーだけが読める。
というものです。月額980円のメルマガ、という感じですね。
西野さんの活動を、いち早く知ることができて、かつ、活動の裏側も垣間見れます。
オンラインサロンですので、【サロン記事、公開NG】です。
でも、もう1つ、【1年後なら公開OK】というルールもあります。
そこで僕は、
①西野さんの過去記事(1年以上前の記事)を、コピペする
②その記事を、小学生でも読めるように、短く書き直す
これらを、毎週土曜日に投稿させていただきます。
西野さんの挑戦やマーケティングは、1年前のものでも超最先端です。
では、let'sサロン!
◆2022年10月1日(土)
・記事のコピペ
おはようございます。
何時に更新しようが「おはようございます」と言いきることで、ちゃんと午前中に更新したと思わせるキングコング西野です。
さて。
今日は「ミュージカル『えんとつ町のプペル』のリーディング公演の1日目が終わったよ」というテーマでお話ししたいと思います。
近況報告回ですが、挑戦を続けていく上で、すっごくすっごく大切な考え方をお届けします。
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▼ データがとれる時に、データをとる
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ミュージカル『えんとつ町のプペル』のリーディング公演(1日目)が終わりました。
リーディング公演というのは関係者に向けておこなう「こんな感じの内容になりまーす!」というプレゼン公演です。
目的は「関係者へのプレゼン」であり、「作品のブラッシュアップ」なのですが、今日はこの「作品のブラッシュアップ」についてお話します。
Let's サロン😘
これは、どのサービスにおいても同じことが言えると思うのですが、個人的には今後もすごく大切にしたい考え方があります。
それは…
「『素晴らしい作品(商品)を届ける』を目的にした時と、『作品のブラッシュアップ』を目的にした時とでは、アプローチが変わってくる」
ということ。
野球で喩えると、「3点差で負けている9回裏ツーアウト満塁」でまわってきた打席の意味と、「10点差で勝っている9回表」でまわってきた打席の意味…ぐらいの違いがあります。
前者は確実に点をとらなきゃいけないので、「打てる球」が来たら打たないといけませんが、後者は「打てない球」の確認をすることができる。
下手な球にわざわざ手を出して、「この球速で、この角度に飛んできた球は、打てない」ということが分かれば、次の打席(チャンス)でバットを振ることはありませんし、
逆に、
「これまで『打てない』と思って見逃してきたけど、バットを出せば意外と打てる」ということが分かれば、次の打席でバットを振ることができます。
「データをとれる時に、良いデータも悪いデータもとっておく」というのが、『ブラッシュアップ』を目的としたリーディング公演なんです。
これはメチャクチャ大事な考え方だと個人的には思っていて…多くの人は(自分も含む)、「データがとれる時にデータを取りに行かずに、最善を尽くしてしまう(甘い球を打ってしまう)」をやりがちです。
そこでヒットやホームランを打って「やったー!やったー!」と、ついつい喜んでしまいますが、引き換えに、打てる球を打ってしまうと、「打てない球」の確認がとれないので、“得点圏打率”が下がってしまいます。
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▼ 具体的に何をしたの?
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今回のリーディング公演の設計でユニークだったのが、「メチャクチャ優秀なキャストを外す」というのがありました。
前回のリーディング公演で『スコップ』役を演じてくれたキャストさんがブッチギリで最高だったんです。
とにかく会場を沸かしてくれて、お客さんを巻き込んでくれました。
それを受けての運営の判断が面白くて…「次のリーディング公演も彼で!」ではなく、「彼にお願いすれば上手くいくことは分かったので、次のリーディング公演は彼以外のキャストに声をかけよう」でした。
ロングラン公演を見越した時に、彼以外のキャストもスコップを演じることになるので、「彼以外がスコップを演じた時に、一体どんなマイナスが起きるのか?」を、リーディング公演の間に調べておくわけですね。
そんなこんなで、今回は「ホームランを打てることが分かったキャストは外す」を実施しました。
#もちろん御本人にはその意図をお伝えしました
ホームランが打てるキャストは、「確実にホームランを打たなきゃいけない場面」で登場してもらう…という考え方です。
これ(データを取得できる時にデータの取得しておく)がやれるのと、やれないのとでは、後々、大きく結果が変わってきます。
しかし、そんなことは頭で分かっていても、「打てる時に打ちたい(甘い球が来たら打ってしまう)」となるのが人間なので、プロジェクトをスタートする時に、まずは…
今回のチャレンジは、『素晴らしい作品(商品)を届ける』が目的なのか、
それとも、『作品のブラッシュアップ』を目的なのか?をチームメンバーの皆と、しっかりと話し合った方が良さそうです。
てなわけで、ミュージカル『えんとつ町のプペル』のリーディング公演の二日目に臨みます。
行ってきまーす。
現場からは以上です。
・じょーじの要約
テーマ:データをとれる時に、良いデータも、悪いデータもとっておく
▼データがとれる時に、データをとる
ミュージカル『えんとつ町のプペル』(@New York)のリーディング公演(1日目)が終わった
リーディング公演とは、関係者に向けて行なうプレゼン公演
リーディング公演には
①『素晴らしい作品(商品)を届ける』が目的
②『作品のブラッシュアップ』が目的
の2種類があり、それぞれプローチが変わる
野球で喩えると、
①「3点差で負けている9回裏ツーアウト満塁」でまわってきた打席
②「10点差で勝っている9回表」でまわってきた打席
ぐらいの違いがある
①は、確実に点をとらなきゃいけない
だから「打てる球」が来たら打つ
②は、「打てない球」の確認をすることができる
逆に、「打てないと思って見逃してきた球」にトライすることができる
今回は、『ブラッシュアップ』を目的としたリーディング公演
良いデータも悪いデータもとる(とれるときだから)
▼ 具体的に何をしたのか
今回、「メチャクチャ優秀なキャストを外す」という実験を行なった
前回、『スコップ』役を演じたキャストが超最高→そのキャストを外した
「彼以外がスコップを演じた時に、どんなマイナス?」を調べておく
▼大切なこと
頭で分かっていても、
「打てる時に打ちたい(甘い球が来たら打ってしまう)」が人間
なので、プロジェクトをスタートする時に、
①『素晴らしい作品(商品)を届ける』
②『作品のブラッシュアップ』
の、どちらが目的なのかを、皆と話し合って決めて、共有する
これが大切なことなのだ
※今日は「じょーじの解説」は不要と判断しました。
◆西野亮廣エンタメ研究所
月額980円です。
西野さんの毎日の投稿を読めます。それだけです。
投稿されるのは、西野さんの活動を、現在進行形で報告。
西野さんの気づきを、現在進行形で投稿。
記事の内容は、具体的にはこんな感じ ↓ です。
・現在の、思考報告(思考の結果だけではなく、思考プロセスも共有)
・現在の、作品制作の報告(都度都度、制作過程を報告)
・現在の、マーケティングの報告(マーケティング解説や結果報告)
・現在の、チームビルディングの報告(経験談の共有)
・現在の、感情・心境の吐露とろ(主に日曜日)
ライブDVDには、メイキング映像がありますよね。
アレです。
西野さんの作品のメイキング記事なのです。
後出しではなく、
先出しのメイキング記事、
進行形のメイキング記事、
生中継的メイキング記事、です。
・作品の制作過程
・ヒットさせるための広告やマーケティング(最先端の手法が多い)
それらを進行形で知ることができます。
これって、メッチャ面白い!
そして、メッチャ勉強になります。
参加はこちらから ↓
◆キンコン西野さんの朝礼
西野さんは、Voicyも毎朝配信しています。
無料です。
朝7時ごろに配信されます。
おしまい
※この記事は、エッセイ『妻に捧げる3650話』の第1423話です
※僕は、妻のゆかりちゃんが大好きです
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読むと、恋人ができてしまう自分に変わります。
「考え方」ですから、若者だけでなく中年にも初老にも参考になります。
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40代、50代、60代、70代でも、恋は必要です。(僕の主観です)
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