【映画】「お金とは?」と問い続ける映画を観た妻は、「ぱ~~~っ!」とバラ撒いてみたいらしい…
映画を観ました。
正確には、テレビで放送された映画を観ました。
もっと正確に言うと、ちゃんと観たのは、妻のゆかりちゃんだけです。
僕は、映画の10%しか観ていません。
ソファーでうたた寝をしたのです。
◆映画『億男』
映画のタイトルは『億男』です。
僕が、常々「こんな顔に生まれたかったなぁ」と思ってしまう、佐藤健さんが主演です。
もう1人。高橋一生さんも主演のようですね。ダブル主演、というヤツのようです。
観終わったゆかりちゃんに、映画の感想を聞きました。
「佐藤健が、宝くじに当たったの~!
それまでお金に困っていて、でも、3億円当たって~。
喜んだもの束の間で、親友が高橋一生なんだけど~、
持って逃げちゃったのよ~!」
ゆかりちゃんは、感想ではなく、あらすじを語って教えてくれました。
◆かみ合わなくても楽しい会話
「ふむふむ。僕が予想するには、お金は道具だから、
その『道具を使う人生』なのか、
はたまた『道具に振り回される人生』なのか。
そういうことを、観た人に問う!
そんな映画だったんじゃないかな? どう?」
「でも、パ~って、札束をばら撒いてみたいわ~」
「ワハハ~! 思いっきり、振り回されてるなぁ~」
(会話がかみ合ってないなぁ~ 笑)
「へ? じょーじは、空からお札が降ってきたら、拾わんの?」
「拾う、拾う」
「でしょ~!
ん?
これって、拾ったら犯罪になるの?」
「厳密には、なっちゃうかなぁ。
遺失物ナンチャラ罪ってのが、あった気がする」
「え~っ⁈ なのにじょーじは拾うの~?」
「拾っておいて、もし警察官に『拾ったでしょ!』って言われたなら、
「はい」って素直に認めて、そのお金を渡せばイイと思うんだ。
誰も何も言ってこなかったら、ラッキーって感じかなぁ~」
「あんたも振り回されとるやん!」
「確かに!笑
でね、お金に振り回されない人って、2つのタイプがあると思うんだ」
「パ~って、やってみたいわ~」
(札束「パ~~~ッ!」に、こだわるなぁ~)
(会話がズレてるけど前に進めよう)
「1つは、とんでもなく大金持ちでお金に一切困らない、そういうタイプ。
成金レベルじゃないよ。もう、何千億円とかの資産がある人のことね。
こういう人は、お金には振り回されないと思うんだ」
「じゃあもう1つは?」
(よし、会話がかみ合ったぞ)
「もう1つは、地方の山奥とかで、ほぼ自給自足の暮らしをしているとか、
例えて言うなら、そういうタイプ」
「ああ、なるほど~」
「僕たちも、気をつけないとねぇ~。
宝くじが当たったら、それが原因でケンカして別れちゃうかもしれない。
お金に振り回されないようにしないと…」
「大丈夫!
私、じょーじが3億円当たったら1億円貰って、
『バイバイ~』って、そうするから~~~!」
「僕は、捨てられるんだ~~~?」
「そしたら、なに買おうかなぁ~♪
どこに行こうかなぁ~♪」
(また会話がズレたぞ~)
「・・・」苦笑
「そうだ、まずは北海道で~
ん?
なんで1億円なのよ⁈ 半分ない!
おかしくない⁉💢」
◆君から言い出した
1億円という金額は、僕が言ったのではありません。
ゆかりちゃんが、自分で言った金額です。
自分で言い出した金額なのに、それが半額以下と気づいて僕を睨む。
おもしろい!
メッチャおもしろいです!
◆芝浜
僕は、しばらくたってから、この映画『億男』を、再度観直しました。
1人で、ちゃんと観たのです。
落語の『芝浜』がテーマになっていたんですね~。
高橋一生さんの演技力に、驚きました。
佐藤健さんの、疑いつつも疑い切らない雰囲気とかも、絶妙でした。
役者さんって、すごいですよね~。
◆お金とは
「お金とは、いったい何なのだ」と問う映画でした。
明確な答えはなく、問い続けて終わりました。
僕は、
と思っています。
相田みつをさんは、
という作品を残しています。
◆〆
今度、落語を観に行きたいですね。
できれば、芝浜も聞きたいなぁ。
ゆかりちゃんと一緒に行きたいのですが、はたして首を縦に振ってくれるでしょうか。
ま、こういうのはタイミングですね。
僕は、ゆかりちゃんが大好きです。
チャオ!
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