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激しい抵抗のあと、受け入れられたモノたち

妻のゆかりちゃんは、変化が嫌いです。

たとえ良い変化であっても、変化には【対応】や【慣れ】が必要です。
そして、その【対応】や【慣れ】を毛嫌いする人は一定の割合で存在します。

ゆかりちゃんも、その1人。

ゆかりちゃんたち(変化を嫌う人々)は、新たな提案を、【不確定な便利】と定義し、疑い、「慣れている現状で良い」と全力で否定します。

今日は、最初ゆかりちゃんが激しく否定し、購入に抵抗して、
しかしその後、お気に入りへと変化したモノたちをご紹介します。


🍀マキシワンピース

たぶん10年くらい前でした。
ららぽーと横浜で、ゆかりちゃんと買い物をした時です。

とあるショップで、僕は、店員さんの着ているマキシワンピースに目を止めました。ゆかりちゃんにも似合いそうだと思ったのです。

でも、ゆかりちゃんは激しく抵抗しました。
「絶対にイヤ」「似合うはずがない」と言って。

それでも、「試着だけしてみて」と説得しました。
試着したゆかりちゃんは、笑いながら「これ、イイかも!」と言って、試着室のカーテンを開きました。

本当に良く似合っていて、ゆかりちゃんもず~っとお気に入りでした。

ズバリその物ではありませんが、こんな感じのワンピースでした。

色はチャコールグレーでした。


🍀ブラトップ

ユニクロのブラトップです。
この商品のテレビCMを観て、僕は、ゆかりちゃんにも似合うだろうと思ったのです。

ところが、ゆかりちゃんは抵抗し、拒否しました。

「イイとは思わない」
「着るの面倒臭い」
「私は欲しくないの」
と。

それから2年後くらいでしょうか。
ゆかりちゃんは、しれ~っと、このブラトップを愛用していたのです。

「ん? それ『ブラトップ』だよね?」と聞いたら、
「う、うん」と、バツの悪そうな顔で、目を合わせずに答えたのです。

「メッチャお気に入り」と、開き直ったらしく、語り出しました。

当初、【上から着ていて、すごく面倒だった】らしく、最近、何かのキッカケで【下から、履くようにして着る】と知ったと言うではありませんか。

結果、楽だし、スタイルも良く見えるので、「メッチャお気に入り」だそうです。


🍀コードレス掃除機

「私は、この子を、連れて歩くのがスキなの!
 不便って、思ったことない!
 この丸っこいフォルムが可愛いの!」

と、大声で怒鳴られました。
「次は、コードレスがイイんじゃないかな?」と提案しただけでです。

僕の意見に反対するのは構わないけど、怒鳴る必要ある? 

そして、コードレス掃除機を買ったなら、

「めっちゃイイ~!
 これ最高!
 スゴク楽ちん!」

と、変わり身が凄かった!
今、ゆかりちゃんは、マキタさんがお気に入りです。


🍀電気ケトル

「この、普通のケトルが気に入ってるの!
 ガスが速いの!
 電気?
 別に、たいしてイイとは思わない! ぜんぜん思わない!」

と、やはり怒られました。怒鳴られてばかりです。

温度の選択ができるのって、やっぱり便利です。
コーヒーなら90℃。緑茶なら70℃。カップ麺なら沸騰。
それらの設定が、タッチで簡単にできます。

しかも沸くのが速い!
もちろん保温もできます。

僕たちは山善さんのケトルがお気に入りです。
今は上記の白で、2代目です。(初代は黒でした)


🍀人感センサー照明

玄関に、最近設置。
これも、「いらん!」って、話を聞いてもらえんかったなぁ。
リフォームのときにできたなぁ。

トイレの照明も、人感センサーにすれば良かったなぁ。

これは「そうすれば良かった」と、ゆかりちゃんも認めてくれたモノです。


🍀珪藻土バスマット

これは、比較的かるい抵抗で済みました。

「私は、あのマイクロファイバーの足触りがスキなの」くらいでした。
怒鳴られはしなかったです。

ちなみに、
抵抗が軽かった理由は、ゆかりちゃんの親友のひろみちゃんが、
「これ、イイのよ~」って言ったからです。

僕が主張して購入となれば、ワーワー怒鳴られたハズです。

水を想像以上に吸収するので、今では、ゆかりちゃんもお気に入り。
ダニの住処にならないのが、この商品の良さです。

厚みのある硬い珪藻土バスマットを、わが家では使っています。


🍀「鍵は引出しに」という案

わが家は、玄関に大きな下駄箱があります。
壁一面です。
その下駄箱には、小さな引き出しがあります。

そこは、鍵の置き場所に最適なのです。

僕は、「この引出しを【鍵の置き場所】と決めようよ」と提案しました。
ただそれだけで、

「じょーじは細かい!
 どこでもイイやん!
 なんで、そう決めなきゃアカンの⁉」

と、ボロクソに言われました。

ちなみに今では、家族全員が、その引出しを『カギ置き場』として、普通に使用しています。

メッチャ便利です。
宅配業者さん用の認め印(シャチハタ)も入れています。便利です。


🍀食洗機

マンションをフルリフォームする際、システムキッチンに『食洗機』を導入するのは、僕は「当然」と主張しました。

ゆかりちゃんは「贅沢だし不要」と主張。

LIXILの担当者とリフォーム業者と僕との見解が同じだったので、説得できました。
しかし!
しばらくの間、「使わないし、やっぱり要らなかった」とボヤかれました。

今思うと、あれは苛めだったと思います。
家庭内イジメです。

そして現在、食洗機は、ほぼ毎日活躍しています。
ありがたい便利グッズです。


🍀〆

最近は、ゆかりちゃんも、僕の意見に耳を傾けてくれます。
少しですけどね。

僕、思ったのですが、怒鳴られるようなこと言ってなかったですよね。
僕は、ゆかりちゃんが大好きです。






おしまい


※この記事は、エッセイ『妻に捧げる3650話』の第1446話です

PS. 僕のKindle本 ↓『いいかい、タケルくん』【考え方編】です。


読むと、恋人ができてしまう自分に変わります。
恋愛とは、若者だけのものではありません。

人生100年時代。
40代、50代、60代、70代でも、恋愛って必要です。(僕の主観です)
そばにいるパートナーは、誰にだって必要ですよ。(僕の感想です)

「考え方」ですから、若者だけでなく中年にも参考になります。
もちろん若い男性には、モロ、参考になります。

女性にも参考になります。
【男の思考】が詳しく書かれていますから。
「男性って、そんな考え方をするんだぁ」と、きっと参考になります。

ご一読いただけたら幸いです。



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