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最近の僕の不満、今日聞かされた知人のグチ、たった今浮かんだ”プラス無意識”

僕には不平不満がありました。
ただ、それを口にはしません。男らしくないし、幸運が逃げてしまいそうですから。

相手の立場になって考えてみました。
まあ、僕はそのような態度はとりませんが、多数派の考え方による多数派の態度、そして言動です。

そのような人に対して、「もっと素晴らしい人間であれ」というお説教は、間違ってはいないのですが、余計なお世話ですよね。
よほど親しい仲でない限り、真意は正しく伝わることなく、誤解されて嫌われる可能性が大です。

「気にしてもしかたない」
「あの人は”普通なだけ”なんだ」
「考えるだけ時間のムダさ」

僕は、心の中で自分にそう言い聞かせました。


* * *


「僕、あの人の態度、イヤなんですよね~」
「なんで、あんな風な、上からの言動をするんだろう」
「じょーじさんも、そう思いません?」

と、正に、僕と同じ不平不満を聞かされました。
同じ立場の知人です。(友人ではありません)

妻のゆかりちゃんなら、きっと【共感】することでしょう。

でも僕は、
「うんうん、そうなんだー」
「うんうん、そうだねー」
「うんうん、そーだなー」
と、適当に誤魔化しました。

共感したい気持ちが、僕の心の中に芽生えました。
と同時に、共感して同じ穴のムジナになっちゃアカン、という警戒心も芽生えました。

これが、【僕はグチらなかった!】というスッキリ感ではないのです。
逆です。
共感してあげなかった、モヤモヤ感があるのです。

僕と知人は”同じ穴のムジナ”です。
同じ不平不満を抱いていましたから。

でも僕は、不平不満を抱いていないフリをしました。

さらに厄介なのは、この場合、共感してもモヤモヤするのです。
それを、これまでの人生経験で僕は知っています。
「ああ、一緒になってグチを言ってしまった」
「しかも、カゲグチを言ってしまった」
と、100%、自己嫌悪します。


* * *


共感するか、適当に誤魔化すか。

どちらかではないですね。

上から目線で不遜な態度をとる人物を、1ミリも気にならない精神を身に付ければイイのです。

演技や努力ではなく、本心から気にならない。
彼はそういう人物なのだ、と彼の選択を尊重する。何なら好きになる。イイところを見つける。イイところにフォーカスする。

僕のプラス思考が、思考、だからダメなのです。
僕は、【プラス無意識】を体得しようと思います。

結局、上から目線の不遜な態度の人のおかげで、僕の人間が少し、磨かれるかもしれません。


僕は、ゆかりちゃんが大好きです。




おしまい


※この記事は、エッセイ『妻に捧げる3650話』の第790話です

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