見出し画像

【小説】ホテルNOBLESSE #3

この記事は小説の下書きです。
思いつくままに書き残すメモです。
ちゃんと作品とする際には、当然書き直しますし、順番も組み替えることでしょう。
つまり、この記事を読んでくださる方への配慮に欠けます。
僕が僕のために書き残すだけなのです。
小説ですので、固有名詞や人物名は全て架空です。フィクションです。

志村常務は言った。

「個別で話すのじゃダメなの?」と。

僕は答え、そして質問をした。

「その前に説明会は必要ですよ。それとは別に、コミットさんとは話さないんですか? 僕はコミットの派遣社員だから、そっちも気になります」

「コミットさんとは話してあります。あとはコミットさんがプラムさんと話をすればイイだけですよ」

「え? 3社で話し合いを持たないんですか?」

「まあ、別に必要はないでしょう」

「本多さ~ん」と、藤川さんが僕を呼んだ。
きっと何かトラブルだ。客室清掃業務のデスクとは、レアケースの対応やトラブル対応を担当する。

「仕事が、遅れているので。とにかく説明会をお願いします」

「わかりました。希望日を2つ、提示してください。どちらかを選びます」

「承知いたしました。スタッフの意見をまとめて連絡します」

問題発言をした副社長は、志村常務の後ろ、それもかなり後ろで、ひと言も発言しなかった。

おそらくはトラブルに見舞われているだろう藤川さんの所へ向かいながら、僕は、副社長の名前って、知らずに終わりそうだなぁと思った。


#4に続く







※この記事は、エッセイ『妻に捧げる3650話』の第1383話です
※これも「エッセイの1話」と言い切ります



コメントしていただけると、めっちゃ嬉しいです!😆 サポートしていただけると、凄く励みになります!😆