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エッセイ

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妻、ゆかりちゃんの天然ボケ中心にしたいところですが、それ以外のエッセイも、ここにまとめます。 紀行文も、たぶん、ここに入れます。
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#寝言

あのころはセミダブルベッドで、仲良く寝ていた…

深夜0時を回っていた。 なぜ、目が覚めたのだろう、と僕は思った。 尿意があるわけでもない。夢にうなされた覚えもない。 ちょっと不思議な感じがした。 ゆかりちゃんが、何か言った。 これだ。 僕が目を覚ましたのは、ゆかりちゃんの声がしたからだ。 様子を窺ったが、眠っている気配100%だった。 たぶん、寝言だ。 また何かを言ったが、珍しく聞き取れない。 「ボソボソ……」 と、ボリュームが小さ過ぎ、活舌も悪い。 ボリュームが大きく活舌明瞭なのが、ゆかりちゃんの寝言じゃ

妻の名誉のために付け加えますと、妻は臭くありません!

「へぇ~ックション!」 土曜日の朝、6時36分。僕はクシャミをしてしまった。 かなり大きなボリュームだった。 「むにゃむにゃ」と、まだ眠っているはずの、妻のゆかりちゃんの声が聞こえた。 寝室のドアが、少し開いていたのだ。 (僕のクシャミで起こしちゃったかなぁ~) (ごめ~ん) と、僕は心の中で詫びた。 わが家は、リビングのエアコンだけを入れっぱなしにしている。 寝室のドアを少し開けて、ナンチャッテ全室空調としているのだ。 電気代は安くなりお財布に優しく、エアコンの送

ナス(那須)と言ったなら、シオバラ(塩原)ちゃう?

妻のゆかりちゃんの寝言を、僕はメモに残している。 「キュウリ?」は、語尾が上がって、疑問文だった。 この寝言を、丁寧に、分析してみようと思う。 まず、最初の「ボケナス」は、おそらくは誰かに、そう言われたのだろう。なぜなら、ゆかりちゃんは「ボケナス」と言ったことがないから。 東濃弁だから、「アホやなぁ」とか「アホちゃう」と言うはず。 もっとキツク言うのなら「ドアホ」や「たわけ~」となる、とは言っても、この「ドアホ」や「たわけ~」は、やはり、ゆかりちゃんは言ったことがない

タイミングが凄かった!

この記事は、約3年前の記事の書き直しです。 目覚めて「夢か~~~」と、ホッとしました。 めっちゃ怖い夢でしたから。 白い煙のようなモノが、歩く僕を追い越して右の部屋へ入っていきました。 僕は、その右の部屋を知りません。 見たこともなく、その時もまだ覗いていません。 でも、分かるのです。 もし僕が、その右の部屋を覗いたなら、そこには必ず何かがいると。 見えてはイケないものが、きっといる。 それがハッキリ分かります。 ゆるぎない自信で分かります。 そこには霊がいるので

【寝言】妻の、夢に見るほどの”夢”ならば、僕も一緒に転げ落ちてみるか…

これは、まだ妻と同じベッドで寝ていた2年半前のこと。 僕は、タブレットで読書をしていた。 ゆかりちゃんは、スマホで何かをしている。音がしないのでゲームではなさそうだ。何か記事でも読んでいるのだろう。 少し睡魔を感じたので、僕は「おやすみ~」と言った。同時にタブレットをサイドテーブルに置く。 「私も寝よ。おやすみ~」とゆかりちゃんが返す。 約3分経過。 「私さ~、透明なボールに入って川を下ってみたい」 たぶん寝言だ。 ゆかりちゃんの寝言は、いつも通りだった。 滑舌

【寝言】妻の寝言を紹介します(奥さんのカワイイ寝顔を思い浮かべて読んでください)

数年前の、ゆかりちゃんの寝言を紹介します。 ちゃんとスマホのメモに残っていますので、実際の寝言です。 今は寝室を別にしたので、寝言メモがぜんぜん増えません。 少し困っています。 ◆寝言深夜です。 「首しめる、誰かが・・・  苦しい・・・  あは~  ふっ(鼻で笑う)・・・  ふっ・・・ふふっ・・・」 苦しいと言いながら、ゆかりちゃんは笑顔でした。 ◆〆まさかの〆です。 来ていただいた方、スミマセン。 kindle出版絶賛遅延中です! そちらを書きます! 過去の、

オモシロイ寝言って、AIには作れない!

2017年12月22日のことです。 この頃、僕たち夫婦は、1つのセミダブルベッドで寝ていました。 ゆかりちゃんが、寝言を言いました。 枕元のデジタル時計を動かして、確認すると、時刻は深夜の1:04です。 ゆかりちゃんは、目覚めているかのように、明瞭に発言します。 でも、寝言です。 夢の中で、誰かとお話しているのでしょう。 話し相手が、「無銭飲食されちゃった」とでも、打ち明けたのでしょうか? ゆかりちゃんは、「私なら、泣き寝入りなどしない」と思って……。 それどころか、