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タイミングが凄かった!

この記事は、約3年前の記事の書き直しです。



目覚めて「夢か~~~」と、ホッとしました。
めっちゃ怖い夢でしたから。


白い煙のようなモノが、歩く僕を追い越して右の部屋へ入っていきました。

僕は、その右の部屋を知りません。
見たこともなく、その時もまだ覗いていません。

でも、分かるのです。
もし僕が、その右の部屋を覗いたなら、そこには必ず何かがいると。

見えてはイケないものが、きっといる。
それがハッキリ分かります。
ゆるぎない自信で分かります。

そこには霊がいるのです。
これは確信です。


なのに僕は、【その部屋を見る】と決めました。

先に進むと、ここが背後になります。
背後から襲われてはたまったもんじゃありません。

後顧の憂いは断つべきです。

右の部屋の入口に手をかけます。
意を決します! 

その刹那でした!

「触らないで!!」


現実の世界で、僕のとなりで眠っている、ゆかりちゃんの寝言です。

僕の心臓が、ノドから飛び出して「ビヨ~ン」となったのが目視できるほどに驚きました。

僕は、めちゃくちゃビビったのです。


かなりデカい声での寝言だったと思います。
眠っていた僕が目覚めたのですから。

枕もとのデジタル時計は4:13。

僕は放心しました。
一言も発せず、だたただ放心です。

時計は4:16分になっていました。

また、ゆかりちゃんの寝言です。
今度のボリュームは、耳打ちかのような、小さな音量でした。

「やっと眠くなってきたぞ……」


いや、アンタ、眠ってるやん!
僕は、心の中でツッコミを念じました。



書き直し、終了



今日も、まるでケンカみたいになりました。
僕とゆかりちゃんは、仲が悪いのでしょうか。
仲がイイのでしょうか。

僕は、ゆかりちゃんが大好きです。






おしまい


※この記事は、エッセイ『妻に捧げる3650話』の第1201話です


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