中学受験の親たちへ

中学受験の親たちへ。


こちらの本は本当に受験のはじめに(4年生頃)読んで良かったなぁと思いました。高学年になってからも何度も読み返して親子共につらい受験にならないようにバイブルにしたい本です。

この本では、塾で聞く話を丸っと鵜呑みにしない方が良い理由や、偏差値の見方など、色々な角度から子供自身と中学受験に対して見るために必要な情報が沢山詰まっていました。

沢山の経験に基づいて、多角的に中学受験というものを教えてくれる本書は中学受験を考える親御さんには是非お勧めします!

まだまだ中学受験といえば、実績のある大手塾に入塾し上位クラスにいることが成功の鍵!入塾するためには、低学年から!というイメージが強かったのですが、本当に偏差値の高い学校に入学することが子供の幸せなのか。3年間、4年間という長い年月を長時間塾で過ごすことが、子供の将来的な成長や人生観にどう影響するのか。じっくり考えさせられる本になりました。


中学受験が人生の全てではないし、高い偏差値の中学校に入れば将来幸せになれるわけでもない。中学受験は誰のためのものなのか、成長の過程、多感な時期の大切な6年間を過ごす学校に何を求めるのか。


大切なことを見失わずに過ごしていける3年間になるように、今後も読み返していきたいし、是非手に取って読んでいただきたい一冊です。


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