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記録をスマホでーパニックの記録をFormsで簡単入力ー

☘️ 記録の大切さ

特別支援学校に勤めていると、パニックを起こすお子さんに結構出会います。

パニックは原因も様々で、

辛さを紛らわせるために自分の頭を叩いたり(自傷行為)…

人を攻撃してしまったり(他害行為)

パニックは親御さんも教師も見ていてとっても辛くなります。😢

なんとかしてあげたいなぁ…と思います。😔

そこで、必要となってくるのが、観察と記録です。🗒️✏️

パニックがいつどのような時に起こったのか、どうしたらおさまったのか、など、子どもを観察し、記録をしていきます。

この記録を分析することで、パニックの軽減を目指します。✨


でも、これ頻繁だと結構大変な作業なのです。😫

☘️ 継続の難しさ


授業が終わって、毎日ノートやパソコンで記録。

それを、集計して分析してまとめて…

教師の業務って本当にたくさんで、子ども達が下校したら、掃除をして会議をして、授業準備をして…なーんてしていたら、お茶を飲む暇もなくすぐに5時をまわります。

なので、毎日ノートに書いたりパソコンに入力したりして、集計してまとめて…というちょっとした作業の継続も3日坊主になりがちです。😫

「とてもそんな暇ないよ〜っ」て悲鳴が聞こえてきそう👂

仮にちゃんとに記録を継続できたとしても、とったデータはほったらかしにしちゃった🌀

なーんてことになりかねません😅

そこで、考えたのが、formsで項目を作って打ち込むというものでした。

☘️ Microsoft  formsの活用

自治体によってGoogle 、Microsoftなど違うと思いますが、私はMicrosoft formsを活用しました。

formsはアンケートの作成や集計、小テスト、クイズ、出欠席の入力など、今では様々なことに活用されています。

これをパニックの分析にも活用できないかなぁ🧐と思ったのです。💡

これまでの子どもの様子を考えながら、必要な項目を書き出し、フォームを作成しました。

こんな感じです。


はじめは、パニックの原因や手立てとして有効なことが手探り状態だったので、1学期は、原因や手立てを自由記述にしました。

自由記述にしても、「プレゼンテーション」で見れば、テキストマイニングで表示してくれるので、傾向を知ることができます。

こんな感じというイメージを持っていただければと思います。

実際に使ったものではなく、架空のものを表示しているため、分析結果が少なくてごめんなさい。


で、1学期に自由記述の傾向を見て項目を立てていきました。

こちらは実際に使ったものではなくChat GTPで作った架空のものを表示しています。
こちらは実際に使ったものではなくChat GTPで作った架空のものを表示しています。


こちらは実際に使ったものではなく、架空の結果を示しています。
こちらは実際に使ったものではなく、架空の結果を示しています。


こーんな感じに自動で集計してくれるので、すぐに分析し傾向を知ることができます。とっても便利!!😆❤️

実際に8月から3月までの入力にどれぐらいかかったかというと、平均47秒でした。(これは実際の秒数)

私は、teamsの自分のチャット欄にformsのアドレスを送り、ピン留めして使っていたので、携帯からささっと入力することができました。(携帯にアプリを入れて良い学校限定です。)

入力できる人に制限をかけたり、クラスの先生方と共有したりなど細かい設定ができるので、セキュリティーや個人情報に留意しながら指導や支援に役立てることができます。(個人名の入力はしないようにしましょう。)

理想としては、保護者や関係機関とも共有できたりするとなお良いですね。

☘️ 引き継ぎにも活用


4月、新担任の先生に早速データから得た情報を引き継ぎました。

すごく参考になります!みんなforms活用したらいいのに〜🎵と新担任の先生も喜んでくださいました。😆

経験も大切ですが、やっぱり日々の記録って大切だな〜て感じます。⭐️

お子さんが、楽しく学校生活を送ってくれるのが一番!!です。🍀

でも、我々教師がとってもとっても忙しいくて、記録を取るのが大変なことも事実😅

なので、こんな風にICTをうまく活用していけたら良いなぁって思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。私の実践が何かのお役に立てれば幸いです❤️






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