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立冬とちいさな陽と

秋はいちばんすきな季節だけれど、葉の散る音やつめたい北風に気づいたとき、やっぱり哀しくなってしまいます。食欲の秋の次は憂愁の秋がくる。 それ以上に私が落ち込んでしまうのが、秋から冬へ移り変わるとき。 たとえば今日みたいに急に冷え込む日、とかです。今もなんだかかなしくて、泣きたくて、いや~な感覚を覚えながらおなかの痛みに耐えてたけど、やっぱり月のものがきていた。 きょうは空気がとても澄んでいて、オリオン座が綺麗に見えていたよ。 思えば私は、写真や本やことばのように”質感”を

    • 夜明け、日没

      歯車は知らないうちに噛み合わせが悪くなっていて、油は差されることがなく、気づいたらみんな外れていて。 いつもいつもこんなことをダラダラ考え、何か行動に起こすわけでもなく、怠惰を貪り、眠るはずの夜を明かし、早朝わざわざ濃いコーヒーを飲み。学生の本分を何だと思っているのか。 すべてこなせば自分を認めてあげられただろうテキストたちに囲まれnoteを書く受験生、朝6時。 カラスが騒ぎ出す。家のねこが窓際で伸びる。隣のラーメン屋が朝の仕込みを始める。すがすがしい朝は器用に私を皮肉る

      • no title

        ぶちぶち切れる家のWi-Fiと私の集中力、 充電切れのMP3プレーヤー とっ散らかった私の部屋は私の心のすさみ具合を体現している 床に転がるねこ(抱き枕)に向かって話しかけてみる23時 真っ黒で安っぽいプラスチックの瞳と私の目が合う 無造作に積み上げられたテキストたち、 ノートに浮かぶバツ印 棚から引き抜いたクロッキー帳に殴り描いた絵 水滴のにじんだ跡 躁から脱出してしまったトンチキ脳は全く動いてくれやしない 苛立ちがそれを支配する、焦燥感か劣等感かこれは何だ

        • 私(17)

          こんばんは、うにです 順序が逆ですが自己紹介を少し。 ・・・ 高校2年のおなご(17) 何もかも中途半端な人間です。 一つのものを極めたことがない。趣味も習い事も勉強も 幼稚園で珠算3級を取得しもてはやされていた時期が17年の最盛期。でもやりたくなくて小一でやめた。続けてりゃよかった 青春時代と言われる中学高校、何が青春?という生活 頑張ることを楽しめない、頑張れない人です。

        立冬とちいさな陽と

          深夜の世迷言

          深夜1時、明日からまた学校だが眠りたくないので起きている 私は将来やりたいこともなく、仕事までして生きていたいと思わない。いつか死ぬために朝起きて満員電車に揺られて仕事してコンビニ飯食って帰って寝ての無限ループで金稼いで八つ当たりに政治家の給料に文句つけるような生活を何十年と続けるなんてまっぴらごめんだ。それにこのような生活をするためになんとなく勉強して大学進学するのもなんだかなぁと感じてしまう。とんだ偏見だ、と思う方もいるだろうが私の身近な人はみんなこうなので視野狭窄にな

          深夜の世迷言