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子どもを大切にする人たちも、大切にされる社会を目指して(ブログの導入文)

1 はじめに

 このサイトは、子どもをケアする人が自分をケアできようにサポートする目的で始めました。子どもを大切にする人もまた、大切にされるべきだという思いからはじまっています。
 子ども福祉業界に入ってみたいという人や、子ども福祉業界に入って頑張っている方、今は業界から離れているけれど情報を追う中で関わり続けたいなど考える人に読んでほしいなと思っています。

2 子ども福祉業界とは

 私が子ども福祉業界と言うときには、「子どもに関わる人たちが働く業界」について指しています。
 具体的には、学校や塾の先生たち、障害あるお子さんがいる施設の職員さん、子どもの虐待などに関わる行政の方やNPOや社会福祉法人などのスタッフさんなど、子どもに直接関わる方々がいます。
 さらに、直接子どもに関わるわけではないけれども、間接的に子どもたちをサポートしている人たちも含んでいます。例えば、子どものことについて取り上げている記者さん、子ども分野の研究をしている学生さん・研究者さん・学者さん、ICTを使いながら効率化を考えているIT企業の方々などです。
 この子ども福祉業界に入る人は「子どもが好きで子どもと関わりたくて入りました」「子どもの周りの状況をよくしたくて業界に入りました」など、とても希望や熱意を抱いて入ってくる人たちも多い業界です。

3 子ども福祉業界の課題

 ですが同時に課題も多い業界です。
・離職率の高さ(3年未満で仕事を辞める人が半分以上とも聞きます)
・休職率の高さ(特にメンタルヘルスに支障が出ることが多いです)
・働く環境の整備が不十分(きちんと法律を守っていないところも少なくないです)

 そのために資格はあって働きたいけれど、上記の問題があるから働けない人たちも多くいます。例えば、保育士さん・学校の先生たちなどです。
 また身体に限界がきて、「もう二度と業界には関わりたくありません」とお話しする方々も多く見てきました。

4 子どもをケアする人が自分を守れるように

 業界の課題はもちろんいろんな要因があります。そもそも予算があまりないこと、プライバシーの問題が関わるため情報発信があまりできないこと、その結果注目度が低く、なかなか改善の方向に向かっていかないことなどあります。
 こうしたなかなか変えられない問題はあります。でも、子どもを大切にしている人たちが、大切にされない状況は変えていかないといけないです。
 そこでこのサイトでできることは、子どもを大切にしながら働く人たちが、自分自身のことやその先の将来についても大切にしていいのだと思えるようにサポートしていくことだと思っています。
 業界の人たちが無理なく知識を蓄えて、人とつながり、価値観を広げることで、自分の人生やキャリアを大事にする一歩になればと思っています。
 どうぞゆるく見守っていただければ幸いです。

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