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今日は『初午(はつうま)』 稲荷詣へ⛩️

その年の最初の午の日「初午」には、江戸だけではなく、全国各地で稲荷のお祭りが行われました。

「稲」という言葉に表されるように、稲荷神は当初は穀物や農業の神様でしたが、商工業の発展するにつれて、開運や健康の神様としても広く信仰されるようになりました。

江戸の町では、町中に朱塗りの鳥居や祠が建てられていたようで、江戸時代の後期には、数を把握するのが困難なほどに稲荷社が多く存在し、庶民の生活にも必要とされたことが伺い知れます。

江戸では初午の日には、「初午祭」や「稲荷講」などとして市中の稲荷の飾りつけを行い稲荷神を奉り、また武家や裕福な商家などでは屋敷内の稲荷社を開放して,参拝客をもてなしたのだそうです。

「江戸名物、武士、鰹、大名小路、広小路、茶店(ちゃみせ)、紫(江戸紫)、東錦絵(あずまにしきえ)、火事と喧嘩と中っ腹、伊勢屋、稲荷に犬の糞 」という落語のマクラがありますが、江戸の名物と言われるほど稲荷社が存在していたのでしょうね。

五穀豊穣、家内安全、健康と幸せ、そして開運祈願に稲荷詣へと参りましょう⛩️

初午 大盛況
紅白梅
紅白祝餅㊗️

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