Maimo

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最近の記事

深く考えること

ただの天邪鬼なのかもしれないけど、、、 最近「深く考える」というワードがつっかかる。人はどうやら(少なくとも私の身の回りの人々は)「深く考える」=良いこと、特別なことのように感じていると見受けられる。深く考える人はすごい、価値がある、みたいな。だからといって「深く考える」ことを悪く言うつもりは毛頭ないことを先に…。 「深く」考えるってそもそも何(「考える」もどういうことかよく分からんけど)?ずっと考えていることだろうか。それなら悩んでいる人は深く考えていることになるのだろ

    • 自分らしくあること

      自分らしくとか、時代に左右されないとか、そういう方向に走ること自体、自分らしくあることはできず時代に左右されるという逆説を含んでいることはよく聞く話だけど、ふと思ったから記しておく。 言葉は自分のものではない。私はその意味でも逆説的と思う。「自分らしく」という言葉はすでに人々に共有されたものであり、それらに影響を受けた個人は(意識的であれまた意識に昇らずとも)「自分らしく」あろうと模索する。そんな自分のものではない言葉から始まる自分らしさは、自分らしいのだろうか。別に自分ら

      • 今日の日曜日

        なかなか進まない列の最後尾、千円札を両替機に差し込むタイミングで運転手さんに舌打ちされた。ほぼ初めて出会った誰かのお父さんに、昔男性の教師に怒られた記憶を解かれた。顔と香りに惑わされて関わるたびに、期待と幻想は蒸発していった。送ると言われた荷物はもう1年以上来ない。 かつては鰹節みたいな絶妙な透け感で削られていて、それをよく十勝バタースティック6本で補充した。今はもうどうでもよくなっている。 変えたいとか良くしたいとか価値とか成長とか、そういう意志をどうしても持たないのは

        • こころのなみもよう〰︎〰︎

          自己中心的自己からの脱却 ああ その歴史は短く 漕いでも恋でも いつのまにか 見覚えのある場所 私だけの  ベルトコンベヤー ただ一直線に 誰かと出会う幻ばかり ああ 他者の海から 自らを吊しあげ 実は周りに誰もいなかった という恐れに 自らを打ち揚げ 冷えて固く重く沈む なぜ 立ち向かえないのか なぜそこまで耐えるのか 石っ幾 大きい波に 呑まれタイ それでも とうもろこしとめんつゆの炊き込みごはんに明日があり ふと開いたFREMAGAの

        深く考えること

          “心重”

          大食い、太らない?昔から、「大食い」と命名されてきた。 たしかに、バイトのまかないは他の男性と同じくらいの量を食べていたし、友だちが残したものを食べることも多々あるから食べる方ではあると思う。 しかし、大食い選手(そんな名前だったっけ?フードファイターか)には、食べても太らない人がいる。このあいだ、テレビで1日10件、立て続けに飲食店を回るという人が特集されていた。どんな胃腸やねん。体外に排出される速度がふつうより速いらしい。 いっぽう私はというと、ふつうに太る。食べた

          “心重”

          ★☆★☆★☆

          Nobody helps me I know Cause I give them nothing But I cannot stand without someone There’s no brave Such a poor Do you feel you’re on the same with me? I can’t see you

          ★☆★☆★☆

          死者の視座

          「生きてさえいればなんとかなる」 「死ぬ事以外かすり傷」 私にはあまりしっくりこなかった。死を都合よく解釈しているようで傲慢に感じられて、死者にも申し訳ない気がしたから。 米澤穂信『ボトルネック』を読んで、この考えに少し変化があったことを、今回は書こうと思う。 久しぶりに厳しい小説にあたったなあ、と感じた。ここ最近読んだのが救われたとか優しい気持ちになったものだったから少しスパイシー!でも、それだけではない。 〜あらすじみたいなもの〜主人公・リョウは、あることをきっ

          死者の視座

          春のぽてぽて

          こんにちは。 4月になり新学期が始まったということで、ふと思い出したかのようにnoteを開きました。 こんにちは。 こんなに朗らかな、花咲く日でも、私の心には鉛が沈澱しているようです。 人ひとりの意見など無意味だと分かっているし、私は私の見ているものを信じられませんが、それは出さないと不快なうんこというか、そんな感じで、この場所を使わせていただいています。 『まなざしの地獄』とは何か最近、見田宗介さんの『まなざしの地獄』という著書を読みました。歴史に残る罪を犯したN

          春のぽてぽて

          虚構でいいのさ

          国なんて虚構だ。 人種も、慣習も法律も正義も何もかも。 愛も。 でも。 愛を信じたほうが、みんな優しい気持ちで生きられると思う。愛から生まれる憎しみもあるけど、基本的なスタンスはそれでいいんじゃないか。 私もたぶん平和主義者なんだと思う。 その私が愛を知ったのは21歳のとき。 IMAGINE Illustration by kikurageoz👏

          虚構でいいのさ

          人間の法則

          すっかり冬という感じですね。 最近セロトニン不足で正午に起きがちなはまぎしです。一刻も早く積雪地帯から逃げ出したいものです。 ああ、今日も何もしていないな。と自己嫌悪に陥りがちで、今日ももれなくそういう日になりかけました。なりかけたというのは、そうなる前にあることをしたからです。 筋トレです。 自己嫌悪……自分を責めてもなにも良いことなくないですか?最近そう思い始めました。「はい、終わり~」って感じで、そのあと何もつながっていかないなあと。 そんなときは筋トレをする

          人間の法則

          「ひとり〇〇」と言ってSNSに写真あげたりしている時点で、その人にとってひとりで何かをすることが普通ではないということがわかる。

          「ひとり〇〇」と言ってSNSに写真あげたりしている時点で、その人にとってひとりで何かをすることが普通ではないということがわかる。

          日々是好日

          おはようございます、人類!🌞 さて、さっそくですが本題です。 今日は映画の感想文です。だから長いです。感想文は原稿用紙5枚…ですよね? お時間ある方だけ読んでいただけるとうれしいです。読んでくれたあなたに、良いことが起きますように…。 映画『日々是好日』  他人の気持ちには敏感でも、自分の気持ちには鈍感だったかもしれない。 この映画を観て心が動いたという事実。いろんな映画を観たけれど、観終わった後の気持ちはそれぞれ異なっていたのに、それをうまく消化できていなかった

          日々是好日

          いま思うこと

          今朝、熱々のたまごマヨトーストを食べようとして 真ん中のいちばんおいしそうなところに一度にかぶりつくか、少しずつかじるか、迷った。 私は大口でかぶりついてやろうと決めた。 少しずつ噛み締める幸せもいいけど、時には潔さを大切にしたい。 抑揚ある日々のために。

          いま思うこと

          自分の土台を築く。

          大学で得るものは何か。大学で学んだことは何か(この表現、なんかいけすかん)。 自分なりに分かってきた。 私は社会学という学問を専攻しているけれど、「これを学びましたぁ!キリッ」みたいなものは無い。 「自分なりの世界やものの見方」を、私は大学で得た。ただ考えるだけの時間をたっぷり与えてもらえたことは大きい。 両親と話す機会があった。私が日々考えている人間についてや葛藤を話すと、「そんなこと、あんたくらいのときに考えたことも無かった」と返ってきた。私の親は2人とも、大学に

          自分の土台を築く。

          出会いは風通し

          おはようございます、はまぎしです。 今朝は自転車を漕いでパン屋さんに行きました。そして彼の家にカレーぱん(食べたいと言っていたので!)を届けるというサプライズをしてみました。眠たそうな顔で喜んでくれるのを見て、朝から幸せな気分になりました♪はまぎしです。 さて、今回のテーマは「出会い」です。 現代はインターネットが便利な時代です。そのおかげで、実際に出向かなくても本を買ったり、お店を探したりできるようになりました。その良し悪しもレビューによって参考にすることができます。

          出会いは風通し

          『自分の考え』という考え

          『自分の考えを持とう』ってよく言われるけど、 「自分の考え」ってなんだろう? 私は、純正の「自分の考え」なんてものは無いと考えている。 思考は、本や人から見聞きしたことの中で心に引っかかったものの掛け合わせで出来上がった、“オリジナル”だと思う。 だから、私は「自分」の意見ということに躊躇いを感じてしまう。 とはいえ、自分の意見を言えと言われたときは、その”オリジナル”を言えと言われているんだろうけれど。 結局自分って、自分じゃないんだと思う。そんな固定されたもの

          『自分の考え』という考え