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うちの子、そと猫、流れ猫・・・②

 表紙はうちの子。ようやく春めいてきてくつろいでいる。

 前回に①をまとめてから放置していた下書きの②、忘れないうちにメモだけしておくことにする。もう二か月も前大雪のある日のこと。

雪の中をずぶずぶと潜りながらやってくる白猫がいた

 仮称「シロ」は昨年からたまに出没する。

 お借りした画像。これがとても似ていたから。もう少し凄みがあるかも・・。
 ずんずん積もり続ける雪の中、真っ白な雪原をこいつが半分以上埋もれながらやってきた。わたしが勝手口を開けて顔を出したというのに、少しも動じることなく、身を低くして睨み返してきた。その左耳の付け根には暗赤色の傷がパックリと口を開け、周囲の毛が抜けていたっけ・・。
お前なんぞに負けないよ」とその目は言っていた。

 外猫ブチはその後ご飯だけもらいにきて、あとはうちの子やシロと顔を合わせないようにしている。とにかくシロはものすごく怖いのだ。多分この辺りのボス猫だと思う。うちの子なんかシロの匂いをその辺に感じただけで尻尾がぼわぼわになってぶるぶる震えているもの(笑)

 最近見ないけれど、どうしているのだろう。もう一見して野良だって分かるあの荒んだ雰囲気。うちの子にとっては脅威だけれど、あの迫力には畏敬の念すら湧いてくる。厳しい野良生活で既にボスの座を追われたかもしれないね。わたしにとっては、とても気になる流れ猫なのだ。
 どうぞ無事でいておくれ~~