The Imitation Game・・・Benedict Camberbatch

「シャーロック・忌まわしき花嫁」はDVD待ち。そこで観たのが「イミテーション・ゲーム」
SHAROCKですっかりカンバーバッチさまの虜になったわたし。
最初は現代版ホームズという設定に冷めた目で手に取っていた。そして「なんか面白い容貌だな」とか、「アスペルガーっぽいかも」などと心の中で呟きながら観続けているうちに、どんどんカンバーバッジの虜に・・・
TSUTAYAに通い詰めて、とうとうファイナルのシーズン3までノンストップだった。
今でも忘れられないのがMI5(多分だけど)のトップである兄を見上げるシャーロックの表情だ!その顔が一瞬少年時代のシャーロックに重なるシーンがあって、彼の兄に対する気持ちが切なくて愛おしくて、心臓をぎゅ~~んと掴まれたような感覚を覚えた。

聞くところによると、カンバーバッジが婚約を発表したとたんにポンドの相場がガタガタと下降したとか!マジかっ(;゚Д゚)
(いや・・・EU離脱でその時の比じゃない事態になってしまったけどね)
そんなに女性に人気があったなんて知らなかった。わたしの場合は、カンバーバッジというよりもシャーロックというキャラクターに惹かれたんだろうと思うけど。ちょっと異質な人を演じたときのカンバーバッジがよい味を出しているからなんだろうな。

イミテーション・ゲームでのカンバーバッジの役どころは、やはりある意味で一般的な人々とは異質とも言える気質をもったアラン・チューリングだった。人とのコミュニケーションに困難さを感じ、同性愛者でもあるチューリングはコンピュータ科学・人工知能の父とも言われる。ドイツ軍の超難解暗号エニグマを解き明かし、大戦での勝利に貢献した実在の人物だけれど、その同性愛嗜好が当時問題となり逮捕されて不遇な最後を迎えたという。
普通でないとレッテルを貼られたものは社会から排除されたのだ。それは昔だけの話ではないね。今現在も程度の差こそあれ、生きずらさを自覚する人たちは多い。そして、そういう気質をもった人を演じさせたらカンバーバッジは最高だと思うんだよね。
ということで、イミテーション・ゲームはなかなか見応えがあった。

「シャーロック・忌まわしき花嫁」も早く観たい。