S.S.V.R.【ワクワーク】有休と在勤の使い倒し
シニアワーカーが増える中、いつまでも元気で輝く「スーパーシニア」を目指す筆者の知見を ジャンル別にレシピ化した このシリーズ。
今回は、ウェルビーイング(仕事での心身の充実)の維持についてのレシピをお届けする。
活力レシピ:有給休暇と在宅勤務を使ってストレスを解放しよう
ウェルビーイングを保ちながらシニアで働くには、まずは心のバランスの取り方が鍵だ。
そのために 有給休暇取得を「権利」ではなく、もはや「義務」と捉えよう。
半休、時間休暇や残業プールなどの制度をフル活用し、病気の時だけ休むのではなく 趣味、スポーツやヨガなど、ストレスを解放する時間に充てるべきである。
年齢と共に落ちやすい集中力を向上させて 仕事のパフォーマンスを維持するには そのくらいの覚悟が必要だ。
さらに、満員電車での通勤による体力消耗は 自分が思う以上だ と意識することが重要だ。
在宅勤務やカフェワークをちゃっかりと活用し、働き方にメリハリをつけよう。
コロナ禍は多くの人にとって厳しい時期だったが、在宅ワークの仕組みが整い、新しい働き方への理解が進んだ点だけは 前進であったと言える。
会社や職種によっては認められないかもしれないが、シニアやそこに向かう世代にとって 必要な働き方だと交渉しよう。
自分の例を挙げれば、水曜を在宅勤務にあてて 昼休みは二時間とし、そこで自宅近くのジムのストリートダンス基礎練習クラスに通っている。
ストレスが解消されたせいか、水曜の午後の業務時間は短くなるが、週の半ばの気が弛みやすい時間帯も シャキッと過ごせるのが嬉しい。
勤務先の体制が整っていることと 上長の心の広さが必要条件ではあるが、コロナから解放され出勤が推奨される中で、先んじてシニアにおける在宅勤務の必要性を宣言して通ったことも大きい。
時に 図々しくあれ。
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