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Day1 いま、日記が再注目されてきている

このCOVID-19が流行する世界において、

環境の急激な変化
ニューノーマルと言われるなにか

それらへの対応が求められている、そんな雰囲気があります。

「変われ、変われ、ニューノーマルだ、変わらないと置いていかれるぞ」
「変化だ、進化だ、適応だ、強いものが生き残るんじゃない、変化したものが生き残るんだ」

こんな声が聞こえてくる気すらします(幻聴)。

そして、情報を取得しようとSNSを覗いてみれば、タイムラインには数々の違った視点からの意見が、断片的に、真偽も不明のまま流れてきます。

COVID-19を抜きにしても情報量は増え続け、とどまるところを知りません。

変化が求められています。
情報があふれています。

それらは大きな波のように私たちに向かってきます。しかし、私たちは大海に浮かぶ小舟のようなものです。

さざ波なら問題ないかもしれませんが、大きな波には飲み込まれてしまいます。

大きな波を乗りこなす、そんな能力が必要なのでしょうか?

しかし、現実を振り返ってみます。

わたしたちは身近な環境を、自分自身を、いつでも、急激に、大きく変えられるわけではありません。

むしろ在宅勤務などが増えたことで、身近な環境はより変わりにくくなったかもしれません。

変化を観測しにくくなったと言った方がいいでしょうか。

大きな波が向かってきても、私たちにできることは限られているのです。

もちろん、大きな波を乗りこなし、ずんずん遠くへと進んでいく、そんなことができる人もいるでしょう。

しかし、多くの人にできることではありません。

だから、わたしは「日記」が必要だと思うのです。

大きな波がこちらに押し寄せてくる今の環境において、日記はあらためて注目されてきています。

大きな波に無為に流されない、その土台を
情報の津波を小さくする、その仕組みを
大海を進む、その目印を

日記はわたしたちが大海を航海する、その手助けをしてくれるでしょう。

そして、ここまでの話しぶりでは、あなた一人が大海を漂っているような、そんなイメージを持っていたかもしれません。

しかし、安心してください。あなたは一人ではありません。

あなたには大海を一緒に航海するパートナーがいるのです。

「亀」です。

この連載はあなたと日記、そして亀のお話 

(続く)

◆ ◆ ◆

この連載は倉下忠憲さんとの共同連載です。


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