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コップの水論

小さな進歩に気付いた。

私は自尊心が低くて、いつまで経っても仕事にも自信が無くて、時間を有効に使えているか心配になる。

だから、今まで仕事をしているといつ帰っていいのかわからなくなっていた。

私は人一倍やらないと、とか今日できるんだったらやってしまおうとか、明日の自分のためにとか。

転職後もホワイトな会社にも関わらず居残りをする私がいた。

そんな私が、更に新しい仕事を任された時正直きついと感じて上司に相談した。「なかなか新しい仕事も不慣れで、そのあとに自分の仕事をするとなると時間が無くて・・・」

話している途中で気付いた。

「時間が無くて・・・?」

話しながら私の頭の中で、時計が回る。

新しい仕事で午前中は終わる。お昼を1時間取ると、残りは約5時間。なんと5時時間もあったことに気付いた。やることが2〜3個あったとしても1つに1時間以上費やせるのに、何を持って時間がないのだろう、と。

これって、コップの水が「あと少ししかない」か「まだこれだけある」のこと!?

知ってはいたけど、こういうことだったのかと目から鱗。

そのことに今更気付いた私は、1週間、1ヶ月単位などですることに期限を決めて分割して無理なく1日2〜3個のやることを決めて仕事をすることにした。

そしたら、進捗も分かって安心だし、どうしても残らなければいけない日も判断できるようになって、ほとんど定時で上がれるようになったのだ。

何よりも気持ちが楽になった。

コップの水論、すごい!と、この歳にして謎なタイミングで理解した私。

少し進歩したと、嬉しかった。

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