自分というひと15
ひとつ悪いことがあった。
今日の生活の中でひとつ。たったひとつなのに、私は絶望的になった。
また迷路に迷い込みそう。軸がぶれる。
いくつか前の記事の、就活をしていて3つエントリーしている件で1つがダメだった。「あなたの希望を叶えられません」そう言われた。
冷静に冷静に考えると、書類フォーマットの記入のみだったから職歴や資格などが私にはまだ必要とされるレベルに達していなかったのだと思う。
感情的になると、
・ああ私ってやっぱりダメな人間なんだ、世の中に必要とされてないんだ
・やっぱり今まで体を壊してまでやってきたこと(仕事や経験)は無駄だったんだ
・1ページの簡易な書類だけで篩に掛けるなんてくそな会社だ。相性が悪かったんだ
と、こんな感じだ。
カウンセリングの先生は言っていた。「転職するにも、精神的にも体力的にもきついから復職してからにしなさい」と。私は忘れていなかった。頑固なのだ。だってそれは拷問に近い。
元いた場所に戻れるのに、精神的にまだ戻れない。でも身体は健康になってきたから復職はしたい。だから異動願いを出した。異動願いは通って希望通り。問題ないはずなのに、この会社に入った本当の希望、1番やりたいことをやっていいのにできない悔しさ、それを誰かがやっていること、それを同じ会社だから近くで見なきゃいけない。
好きだからこそいっそのこと、見えないくらい遠くに行きたくて転職しようとした。遅かれ早かれ行動は絶対にしていたが、傷つく想定は予想以上。
打たれ弱い。
責任転嫁は楽だ。
今まで、1回も思わなかったし今後ももう絶対思わないと思うけど、そもそも、なんで私をこんなになるまで追い詰めたんだろう。気づかなかったのか、当たり前の環境の世界だったのか、なんでこうなるまで誰も助けてくれなかったんだろう。
ふと、そんなよくないことまで浮かんでしまう。
今日の私は最低だ。
しっかりしろ、全部自分次第だ。どうしてもそうしたいならそんな手を使ってでもそうするはずだ。ブレるな、これくらいで。
先日のクラスで、ヨガの先生が言っていた。
「バランスのポーズ、苦手?」
「はい、難しくてなかなか。」
「軸が、曲がっているのかな?」
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