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#仕事

私は自分のnoteに#をつけていない事に気づいた。

そうかあ、つけた方が読んでくれる人が増えるんだ!

吐き出しのような素人の文章だし、自分のための記録みたいなものだからそのままでもいいかもしれない。でもこれで共感して自分だけじゃないと思ってもらえたらその人にとって少しでも楽になるのかな。

今までやっていた仕事は、商品企画・商品開発だった。5年現場で働いてやっと大好きなブランドで開発という誰でもなれる職種じゃないとこまでいけた。それは大きな責任と誇りに満ち溢れていた。不安というよりも、その2つの意識が大きかった。

勿論、初めての仕事内容で右も左もわからず、最初はメーカーさんからも舐められた。態度にも弱腰感が出てしまうし。見た目も良くも悪くも若い。悔しかった。

そういえば新卒で卒業したばかりの時に就職した飲食店。アルバイトもしていたところだったから流れはわかっていたけど、100万円以上が動くパーティの責任者ですと当時22、23歳の私が出て来たら大人のお客様は決まって少し曇った顔をする。悔しかった。

私は若いことを逆手に取りたくなかった。認められたかった。だから、沢山観察して本を読んだ。安心してもらえるように。

若いお客様はフレンドリーにでも丁寧に。お年を召したお客様にはゆっくり丁寧に足りないとこがないか考えてサービスする。大人のお客様には、落ち着いた雰囲気で声を低くして最低限のやりとりで黒子のように。要望のあるようだったら丁寧に応えた。全てに関して何を聞かれても、何が起こっても大丈夫なように頭に叩き込んで冷静に対処できるよう努めた。今一番大事なことはなんだろう、一番優先するべきことは?一人のお客様ほど気を配って。お金のやりとりはより丁寧に。お見送りの時は、ありがとうございましたの前に「どうも」をつけて扉をできる限り開く。など、自分なりに努力して意識した。嫌なことがあってもいつも笑顔で努めた。

場所が広尾だったのもあるけど、沢山いいサービスを受けているお客様が多かった。でも本当にお客様にもよくしてもらった。

人が本当に好きだと思えるようになった歳。20代前半。努めていた笑顔は、いつしか自然な笑顔になって、お客様に「何かいいことあったの?」なんて聞かれることもあった。

だから、今回の商品企画という仕事もゼロベーススタートで与えられたチャンス。沢山沢山勉強した。相手はプロ。お客様もブランドに期待している。よしと腕をまくって、全力でやって怒られて悔しくてたまに褒められて、その繰り返し。

そう、思い出っていいことしか思い出せなくなるのって不思議。

最初の仕事も、辛かった今おやすみしている仕事も、辛いことは山ほどあったのに楽しかったこととか達成感とかそんなことしか思い出せない。なんて都合がいい脳なんだ。でも今回はちゃんと振り返って、もう自分が壊れないように、期待してくれた周りの人を裏切らないようにして行かなきゃ。がむしゃらにやって壁に当たって倒れてってだけの若者みたいなやり方ばかり繰り返してたら、成長できない。

なんでもできる。自分次第で。なんて贅沢なんだ。

ストップかけながら息を抜きながら、進む。

もうすぐだ、緊張。







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