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🎻🧠切れない㊗️ バイオリンの弓の毛を化学繊維にした話

2016.05.20

2016_0520_弓の毛


2021.08.05 追記

化学繊維のバイオリンの毛。

切れまくることに悩んでいる人はぜひ試してみる価値あり!!

ただし、上の図解にも書いたように、犠牲になる部分もあります。

例えば、毛の引っ掛かりが弱いので、小さい音の処理ができない。

通常の毛だと0〜10で表現している音量(引っ掛かり)の範囲が、3〜10になる。

それから、毛が切れないので弦に負荷が集中して、弦(特にE線)が切れやすくなる。

そして、超多湿(沖縄の夏の熱い店内の湿度90%くらい?)だと、根本的に一切音が鳴らない。笑えるくらいブスーブスーとなる。弦が切れる直前のブスーブスーに似ている。

この投稿から5年経った今でも、化学の毛を愛用し続けています。

職人さん的には、張りにくくて、しかも毛替え回数が減って申し訳ないけれど…

ありがとう!!

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