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スリランカ🇱🇰女子一人旅⑧異国で年越し/2023年のはじまり


スリランカのキャンディで2023年を迎えました。

キャンディにいたのは一晩だけ

この街では素晴らしいトゥクトゥクの運転手さんに出会いました。

ポーズを決めてくれる運転手さん

お店の中まで私の重い荷物を持ち
通訳的な役割を担ってくれたり

移動中も食事中も
スリランカの魅力について熱く語ってくださいました。

これまでのトゥクトゥクと言えば
・ぼったくろうという魂胆が見え見え
・やたらとボタニカルガーデンに連れて行こうとする
・「あの店は閉まってる」と普通に嘘ついてくる

などなど、基本的に戦闘態勢でいる必要があったのですが
(※配車アプリの利用を強くお勧めします)
この日はおかげさまで安心して観光に集中することができました。

キャンディ湖

あまり綺麗に撮れませんでしたが
夜のキャンディ湖はとても綺麗です。

ムレスナティーで紅茶のお土産をたくさん購入することもできました。

そして、この日は12月31日
大晦日です。
スリランカの本来の年越しは4月にあるそうなんですが、来たる1月1日を祝う風習もあるそうです。

日が落ちると新年を祝う花火(という名の爆竹)の音が各家庭から聞こえてきます。

爆発音が街中を響き渡るので、初め聞いた時は良からぬ想像が脳裏をよぎりました。

こちらの花火とは
目で楽しむものではなく
音とスリルを楽しむもののようです。

そして、大音量の音楽が聞こえてきます。
どうやら野外カラオケで盛り上がっているようです。

色んな音に圧倒されながら宿に到着。

ロビー

一見綺麗そうに見えるのですが
部屋が全然掃除されてなかったり
備品が色々となかったり
スタッフは英語が通じない

宿主を探そうとどこを探しても見つからない
電話にも出ない

散々な大晦日だ

と、なぜか涙が出てくる始末。。
よほど疲れが溜まっていたのでしょう。

ふと外に出てみると、なんとそこには野外カラオケ大会に参加している宿主の姿が😳え
(ちなみに主催者でした)

憂鬱モードな私を見て

陽気な宿主さんは
「何浮かない顔をしているんだ?一緒に歌おう」みたいなことを言ってくる

その底抜けの明るさに自分の不満が小さく思えて

野外カラオケに合流することに。

歌の上手なオランダ人カップル

そこには現地の人たちだけではなく
オランダから、インドから
色んな国から来た人たちが自国の歌を歌っていました。

カラオケといっても
携帯電話をアンプに繋いだ簡素なものです。

でもだからこそ、YouTube上にある世界中の曲を探すことができます。

各国の流行の歌から日本の演歌のような曲調の歌まで
全然知らない曲なのに、みんなで盛り上がりました。

普段私は絶望的音痴でカラオケが苦手なのですが

異国の地ではバレないだろう

と気持ちよく歌い上げることができました。

さっきまでの憂鬱な気持ちはどこえやら。
動画に映る私は満面の笑顔でした。

そんな自分を見て、ふと喜怒哀楽をありのままに表していることに驚きました。

日本では、どんなに憂鬱モードでも
人前ではスイッチを切り替えていた気がするのに

彼らの前では
心の中=表情
になっていました。

こうゆうのも悪くないな。

部屋に戻ると相変わらず不潔な部屋でしたが
ビニールを敷き
解放された気持ちで眠りに落ちました。

年越しを迎えるときには
もう夢の中でした。

そんな風に始まった2023年

これまで1人旅もそれなりにしましたが
これだけ未知な国へ1人で行くのは初めて

あの時勇気を出して航空券をポチッとして良かった。

今年も「やってみたい」「行ってみたい」という気持ちを大切にしよう

1月1日。朝1番の列車内でそんな決意をしました。

宿主が早起きして作ってくれた朝ごはん


これだから旅行はやめられない。

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