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NHKラジオ英語講座 「中高生の基礎英語 in English」の勉強法

家庭教師をしている中学生が、毎朝NHKラジオ英語講座を聞くことを習慣としています。とてもやる気のある生徒なので、基礎英語のテキストを使って最大限インプットを深める方法を模索中。目下この様な感じ。


中高生の基礎英語 in Englishとは

NHKのラジオでは、英語に関する講座が約10チャンネルあり、レベルや目的に応じて選べるようになっています。

いずれの講座も無料で聞くことができ、テキストもワンコイン程度のお値段です!通常4月開講ですが、途中からでも気軽に始められます。
 
『中高生の基礎英語 in English』は、週5回、1回15分。今どきのラジオ番組は携帯やPCからタイムリーに聞くことができ、また、前週分の放送を繰り返し再生することができます。一生懸命ラジオの周波数をチューニングしていた時代を考えると、格段に使い勝手がよくなっていますね。

この講座の目的は、中学校までに身につけた知識を使って、英語で考えを伝えあうこと。

最大の特徴は日本語が一切出てこなく、内容が全て英語であることです。会話や説明もすべて英語で行われるので、聞き続けるだけで耳が英語に慣れていきます。中学生から大人まで活用できる充実した内容♪

おススメの理由


語学を学ぶ上で大事なことは、毎日15分でも20分でもいいので続けていくことです。1週間に1回みっちりやるよりは、毎日少しずつの積み重ねがものをいうんですよね。

この講座は1日15分と聞きやすい長さで放送時間が決まっているので、習慣化しやすいんですよね。「いつでも勉強していいよ」となると改めて時間を決める手間がありますが、この講座は「平日朝6:30-6:45」と既に決まっていることで予定に組み込みやすく、とても習慣化しやすいんです。モチベーションの高い生徒にはとてもいいプログラムです。

準備するもの

英語のノート
・ラジオ英会話の中で出会ったら新しい単語を書き出す。英語→意味
・日常生活の中で出会った英語の単語や表現で「これ使えそうだな」「面白いな」と思ったものをメモしていく。
 
イメージでは自分の英語の宝箱的なノート。自分と英語を結びつける、愛着のもてる一冊みたいなものを考えています。

勉強法

(朝の15分聞き流しとは別に)
1.テキストを見ないで音声のみ集中して聞く。(区切りのいいところまで。)どんなことを話しているのか想像しながら集中して聞く。
2.テキストを読んで、単語や内容を理解する。知らない単語や、「この表現使えそう」と思うものがあったら色ペンで線を引き、英語ノートに書きこむ。
3.意味が分かったら、音声を聞きながらテキストを指でなぞり、かぶせるように一緒に読んでいく。音を脳内でカタカナに変換せず、聞いたまま音とリズムをまねていく(オーバーラッピング)。3回ほど読んで、だいたい音声と一緒に読めるようになったら4.に進む。
4.文字を見ずに、聞こえてくる英語の音声を聞きながらまねしていく。耳で聞いてから発声するので、少し遅れてついていく形になる(シャドーイング)。これを3回繰り返す
5.上の1.~4.を2区切り分行う。

課題・思っていること

・この取り組みはすべて自主学習で家で毎日やってもらい、週に1度テキストをベースとした会話で確認します。正直、講座の内容がガッツリ英語15分と長いので、1日分すべてやろうと思うと時間がかかり飽きてしまう恐れが。とりあえず1日分の半分の分量でスタートしてみて様子見したいと思います。
・英語が生徒のレベルにあっているか、楽しい、興味あると思える内容のものかというのは注意して見る必要あり。
・このテキストだけでレッスンができると思う内容です。単語、発音、文法、ポイントとも伝えたいことがてんこ盛り。この生徒は英検対策のレッスンため、このNHKの講座はリスニング、スピーキング対策と位置付けています。が、このテキストをみっちりやるのもとても力になりそう。NHKのラジオ講座を教材としたレッスンもありだなと思います。

以上です。今取り組んでいることをば~っと書いてみました。NHKの英語講座は私自身は初めてですが、とてもよくできていますね☺私もいい勉強になります。

おまけ

以前一緒に仕事をした日本人の上司が、留学経験がないにも関わらず英語がめちゃくちゃ上手な方でした。発音も表現もとてもキレイで群を抜いていました。はっきり言ってその辺の留学生よりずっと英語がペラペラ!
どんな勉強をしたのか聞いてみたところ、英語のラジオが好きでいつも聞いていたと仰ってました。NHK講座のようなものというよりは、洋楽を紹介する英語のラジオ番組と仰っていたように思います。最終的には「好き」「楽しい」と思えることを続けるのが一番の近道なんだよなと思います。


最後までお読み頂きありがとうございました!いただいたサポートは更なる学びのために使わせていただき、その学びを若者や子供たちに還元していきたいと思います!