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【大学院生おすすめ】論文検索周りのAIツールをゆるーく紹介①

こんにちは。
先日、修士研究の中間発表を終え、寝不足の日々からちょっと解放されました!
とは言っても残り半年のカウントダウンが始まったということでもあり、気を緩めてはいけないと感じる日々です。

さて、今日はずっと書きたかったテーマで書いてみます。
論文検索に関するオンラインツールの発展がすごくて。研究の世界ってこうやって広がるんだ!!と感動したので、私視点で「これはすごい!」をご紹介したいと思います。

あくまでも私の思う便利とおすすめポイントをわかる範囲で書いているので、詳細が気になる方はご自身でご確認くださいね。

Elicit

▼Copilotの生成したサイト概要
研究者のための自動化ツールです。論文の要約やデータの抽出、研究成果の統合などの時間のかかる作業を助けてくれます。

私のおすすめポイント

  • 質問形式で検索ができるので、一般的なキーワード検索より幅広く回答が拾える!

  • 「〇〇という課題に対してどのような議論がされているの?」のように論文の中身を一気に知ることができるので便利!

通常Google Scholerで検索するときにはキーワードを入力しますが、類似のキーワードで論じられている論文がどれくらい検索結果に表れるかはわかりません。しかしElicitでは文章の質問形式で検索ができるので、異なるキーワードを使っていても内容が近いものがあれば検索結果に表示される可能性が高いです。私はElicitを使って、知らなかったキーワードと研究の核となる論文に出会うことができました。
こちらはアカウント作成時に5000コインが提供され、検索や操作の度にコインを消費する仕様となり、使い切ったら有料プランに切り替えてコインを増やすという利用形態になっています。
以前は利用の制限なく無料で使えていたのですが、半年くらい前から無料で使える回数に制限ができました。

Connected papers

▼Copilotの生成したサイト概要
論文同士の関連性を可視化し、研究の品質を向上させるツールです。

私のおすすめポイント

  • キーとなる論文との関連度がグラフで可視化されるので、周辺の論文を一気に把握できて便利!

  • 可視化はもとより、論文の繋がりや前後関係が分かりやすいので、「次に読む論文探し」に便利!

検索ボックスには論文名を入れる必要があることから、0ベースで論文を検索するというより、なにか気になっている論文がすでにある場合に利用するのがおすすめのツールです。
論文が引用する論文を読むのもいいのですが、グラフから選ぶという方法も知っておくとよいと思います♪
こちらは、無料機能で利用する場合、毎月5つまでグラフ作成が可能です。
ちなみに、Connected papersと似たツールとしてLitmapsというものもあります。

以上、今回は2つ+αご紹介でした。
他にもあるのですが続きはまた今度にします。
論文検索で困っている方、これから研究を始める方の参考に少しでもなれば嬉しいです!


追記) 第二弾を更新しましたのでよろしければこちらも覗いてみてください!

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