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2023年やったこと振り返り

浅草寺で吉をひく

初詣とおみくじは実家近くの神社ですませているが、通勤路のお寺さんである浅草寺のおみくじは毎年自分をいましめるために引いている。今年は吉が出た。

友人のお店の20周年を祝う

尾崎牛が好きすぎてより近いところで料理をしたいと、そこそこいい立地だった地元京都のお店をたたみ鹿児島へ移住した友人。鹿児島でのお店は繁華街から少し離れた住宅街にあり、こんなところでやってどんなお客さんが来てるんかと思いきや、高所得でのんびりした(元)医療関係者のお客さんたちがちゃんとついていて、鹿児島には少ないらしい、季節の素材を手間暇かけたりかけなかったりのいいあんばいで和に仕上がるお料理は相変わらず美しくおいしい。
そんな友人のお店が20周年。京都が11年、鹿児島が9年で、京都の4年目くらいに当時京都の大学へ通っていた妹のおすすめで通い出した私も、京都時代は年2回くらい、鹿児島は9年で2回と数は多くないがかれこれ好きなお店にラインナップして15年ほどが経過した。同じことを20年続ける、でも小さな進化を怠らずに挑戦するその姿勢にいつも感銘を受けている。

きずしとカルピスバターと秘伝の何か

異動者の受け入れ

言い方は悪いけれど、複数の部署を(そこでの仕事内容や人間関係がうまくいかずに)たらい回しにされたメンバーを部長が2名引き取り、私のチームにジョインさせた。
これまでは、長らく一緒にやっているメンバーたちが採用した人々、つまり「このチームで一緒に働いてもいいですよ」という意思表示のある人々と働いてきたので、正直管理職として彼らの受け入れが最初は不安だった。ただ、役割として一定の定義をすると一人は軌道にのったので、残りのもう一人を来年頑張ってみる感じ。

正直ビヤホール再トライ

近所のいわゆる伝統的酒場。二度ほどのぞくも満員でママに無理と言われた前年の反省を活かし、絶対ガラガラだろう開店直後の夕方に顔を出してみるとすんなり。その後は、すみこさん(ママ)にちゃんと顔もプロフィールも覚えていただけるくらいまできた。でも新参者として紹介される。

割烹着を着ててもおしゃれすみこさん

杉本博司さんの春日大社での展示へゆく

仕事を終えて羽田→関空→奈良。翌朝早くから鑑賞して、とても満足。冷たい空気とひとけのなさ。久しぶりの奈良がとてもよかった。

美しい

就業後の外部勉強会への再参加

コロナ前はオフラインでの勉強会へ活発に出かけていたけど、ウェビナー形式になって何となく手軽になってしまい、その手軽さと引き換えにずっしりした学びの重みや、人から放たれる面白そうなオーラのような無形財産から受ける影響が薄まったと感じていた。ので、今年はGOの三浦さん回から始まるマーケティングやブランディング系のもの、生成AIに関する各社のもの、クライアントが主催した金融関連のもの、などなど、オフラインで開催されるものに対して結構頑張って行ってみた。

ラーメン制限

意識したわけではないけれど、たまたま3月までの間に1杯しか食べなかったので、今年は3ヶ月に1杯ペースにしようということで。近所にできた新福菜館が撤退しちゃったこともありうまくいった。ちなみに12/30は好きな飲み屋で締めの貝(しじみ)ラーメンを食べた。おいしかったー。

定例なことはちゃんとやる

お花見、季節のものを食べる、かつて一緒に働いていた人々と連絡を取り合って集まる、祭の準備、親には耳の痛いことを伝えて老いを伝える、花を飾る、負け続けてもガンバの試合を観る(まぁ途中諦めたところはあった)、1年後のお鮨屋の予約をとる。

やっぱお花見には志乃多寿司さんよな

瑞宝中綬章 受賞祝賀会に出る

恩師の恩師で、院生時代には結構お世話になった先生がそういうことになり、恩師が発起人となってパーティーが催された。久しぶりに研究室メンバーとも会えたし、初対面だけど先生を通じて大先輩がたともお知り合いになれた。いつだって学びの場に貪欲な人々は、接していてとても気持ちがいい。
そして恩師もいよいよ再来年で退官。今度は私がパーティー主催側だ。

ビーチへゆく、潜る

久しぶりに海に入った。ようやく身体の水分が満たされた感じがする。

有給休暇を定期的に入れる

月、火、木が朝から晩まで打ち合わせみっちりで、水曜日に比較的空き時間が多いこともあり、何も影響がなさそうな週の水曜は定期的に休むことにした。遠出をするわけではなく、掃除をしたり図書館へ行ったり美術館へ行ったり、仕事をいったん切り離すのを週の半ばに入れることで、月曜火曜で若干追い詰められていても深呼吸ができるような気がする。インカレで母校の選手たちを平日に観にいけるのもよかった。来年も継続できるといいけど。

不満がある、怒りを持っていることを伝える

働かない歳上の人たちがいる。それもひとつの権利ではあるが、こちらがそれを許容していると思われるような対応をしている(あの人はそういう人だから、と心で思って処理した結果見逃すことになっている)ことも一因だろうと思ったので、なるべくちくちく言ってみた。
結果、彼らは言われ慣れていないことがわかった。他人の目を気にするわりに他人からどう見えているかを把握できていないところが弱点なので、事実を並べて冷たく伝えるだけでも一定の効果があったと思う。まぁ面の皮は厚くて次の動きは鈍いので、次は動かすことが課題。

走る距離を伸ばす

両国橋までしか行っていなかったランニングコースを、3回に1回くらいは両国ジャンクションの下まで行くことにして、ちびちび距離を伸ばしている。

睡眠時間を一定かつ長くする

ウイルスもまだまだそこらじゅうにいるので、病にかからないこと、かかっても短期でリカバリーできることを前提にした場合、睡眠をきちんととるのは必須だと思った。もともとの5.5-6h睡眠は在宅勤務が織り込まれたここ3年ほどで6.5hが通常モードとなり、出社も戻りつつある今年はミニマム6hに着地させることで、日々の活動に対する最適解を出せた。入眠時間と起床時間をなるべく変えない(飲み会帰りとかはしょうがないけど、それでも前後1.5h程度を限度とする)ことが、自分にとっては体力や集中力維持にいい影響を与えることもわかった。

季節によって空の白み方が違うのもいい。

今年はどちらかというと、再開や再挑戦といった領域が多かった。来年はまったく新しいことへの挑戦を複数したいなと思う。

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