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ヘンダーソン_乳房切除術を受ける患者_自己概念の混乱


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【今回の情報】

S情報(患者や家族の言動):

患者A氏: 「乳がんと言われて、もう死ぬのかと思った。手術をしても元の生活に戻れるのだろうか。」
「胸がなくなると、女性としての魅力がなくなってしまうのではないか。」
「仕事に復帰できるか心配だ。」

A氏の夫: 「妻の病気のことは、子供たちにどう説明すればいいのか分からない。」
「手術後の生活のサポートは私がしっかりとやります。」

A氏の長女: 「母が元気になってくれるなら、私も家事を手伝います。」

O情報:

現在の介入日: 2024年6月24日

基本情報:
氏名: A氏
性別: 女性
年齢: 42歳
身長: 158cm
体重: 53kg
家族構成: 夫(45歳)、長女(15歳)、長男(12歳)の4人家族
職業: 事務職(現在は休職中)
性格: 几帳面で真面目、家族思い

生活習慣:
飲酒: 機会飲酒(月1-2回程度)
喫煙: なし
趣味: ガーデニング、料理

食事・水分・嚥下:
入院前: 3食規則正しく摂取。水分は1日1.5L程度。嚥下力に問題なし。
現在: 食事量やや減少。水分摂取は1日1L程度。嚥下力は維持。

認知機能:
年齢相応。HDS-R 29点。

睡眠:
入院前: 22時就寝、6時起床。熟睡感あり。
現在: 入眠困難。夜間覚醒1-2回。日中の傾眠あり。

服薬状況:
自己管理可能。指示通りに内服できている。

コミュニケーション:
言語理解力、表現力ともに良好。医療者とのコミュニケーションに問題なし。

排尿・排泄:
入院前: 自立。1日6-7回排尿、排便は1日1回。
現在: トイレまでの移動に介助必要。尿量減少傾向。便秘傾向あり。

ADL:
入院前: 全て自立。
現在: 歩行は短距離可能だが、ふらつきあり。移乗、入浴、着脱に一部介助必要。

アレルギー・信仰:
花粉症あり。特定の信仰なし。

入院経緯:
2024年5月15日、右乳房のしこりに気づき近医受診。精密検査の結果、右乳がんと診断される。6月1日、当院乳腺外科に紹介され入院となる。

治療経過:
6月1日: 入院。術前検査実施。
6月5日: 右乳房切除術および腋窩リンパ節郭清施行。
6月6日-10日: 術後管理。疼痛コントロール、ドレーン管理実施。
6月11日: ドレーン抜去。リハビリテーション開始。
6月15日: 創部治癒良好。退院に向けた指導開始。
6月20日: 病理結果説明。追加治療の必要性について説明を受ける。

バイタルサイン:
入院時(6月1日): 体温37.2℃、脈拍76回/分、血圧124/78mmHg、呼吸数16回/分、SpO2 98%
入院中(6月6日): 体温37.8℃、脈拍88回/分、血圧132/84mmHg、呼吸数18回/分、SpO2 97%
現在(6月24日): 体温36.8℃、脈拍72回/分、血圧118/72mmHg、呼吸数14回/分、SpO2 99%

内服薬:

  1. アセトアミノフェン 500mg 1日3回 毎食後

  2. ファモチジン 20mg 1日2回 朝夕食後

  3. センノシド 12mg 1日1回 就寝前

採血データ(6月22日):
総蛋白: 6.8 g/dL
アルブミン: 3.9 g/dL
BUN: 15 mg/dL
GFR: 78 mL/min/1.73m^2
K: 4.2 mEq/L
Na: 138 mEq/L
Hb: 11.2 g/dL
WBC: 7800 /μL

追加データ:
AST: 25 U/L
ALT: 30 U/L
γ-GTP: 22 U/L
CRP: 0.8 mg/dL
血糖: 102 mg/dL
HbA1c: 5.6 %
T-Cho: 188 mg/dL
TG: 120 mg/dL
HDL-C: 58 mg/dL
LDL-C: 106 mg/dL

既往歴:
35歳時: 急性虫垂炎で手術
38歳時: 右足首骨折


【アセスメント】

1.正常に呼吸する

〇呼吸数、肺雑音、呼吸機能、経皮的酸素飽和度、胸部レントゲン、呼吸苦、息切れ、咳、痰喫煙歴、アレルギー、自宅周辺の大気環境

正常に呼吸する

疾患の簡単な説明:
A氏は右乳がんに対して乳房切除術および腋窩リンパ節郭清を受けている。乳がんそのものは直接呼吸機能に影響を与えないが、手術による痛みや不安が呼吸パターンに影響を及ぼす可能性がある。
呼吸数、SPO2、肺雑音、呼吸機能、胸部レントゲン:
現在の呼吸数は14回/分であり、正常範囲内である。SpO2は99%と良好である。肺雑音や呼吸機能、胸部レントゲンに関する情報は不足しているため、情報収集が必要である。
呼吸苦、息切れ、咳、痰:
これらの症状に関する具体的な情報が不足しているため、情報収集が必要である。術後の痛みによる浅呼吸や、長期臥床による痰の貯留の可能性について評価する必要がある。
喫煙歴:
A氏は非喫煙者であり、喫煙による呼吸機能への悪影響はないと考えられる。
呼吸に関するアレルギー:
花粉症があるが、現時点で呼吸に影響を与えるほどの症状は報告されていない。
アセスメント:
A氏の呼吸に関するニーズは現時点で充足されていると考えられる。呼吸数とSpO2は正常範囲内であり、喫煙歴もない。しかし、術後の痛みや不安による呼吸パターンの変化、長期臥床による合併症の可能性について注意深く観察する必要がある。また、42歳という年齢では加齢による呼吸機能の低下はまだ顕著ではないが、術後の回復過程における身体活動の低下が呼吸機能に影響を与える可能性がある。肺雑音、呼吸機能、胸部レントゲン、および呼吸器症状に関する詳細な情報収集が必要である。総合的に、現時点での呼吸状態は安定しているが、継続的なモニタリングと評価が重要である。

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