見出し画像

[5] 2023(令和5)年春 富山・関西(26) 18きっぷの旅 二日目その2

つづきです。

氷見線を往復して、高岡駅に戻って来ました。

04月06日(木) 二日目その2

城端(じょうはな)線

城端線の高岡駅ホームは、氷見線ホームとは、あいの風とやま鉄道を挟んだ反対側にありました。
またしても、単行で少々混雑気味でした。

新高岡駅

最初の停車駅の新高岡では、中高生含めて多数の下車があって、北陸新幹線の人気は凄いなと思っていたら、駅前にイオンモールがありました。

一気に、砺波平野の田園風景に変わりましたが、彼方に立山連峰が見えていました。

チューリップ
散居村(さんきょそん)

砺波平野の特徴としては、散居村/散村(さんそん)と言う、各戸が離れて建っている農村形態です。
それから、チューリップ。
各駅で綺麗な花が見られましたが、私の地元も満開状態でありました。

先を進むと、立山連峰は隠れてしまいますが、別の残雪の山々が見えました。
それ程標高がある感じでは無かったですが、斜面が西から北向きなんですね。

福光駅では、少々停車時間があったのでホームに出てみましたが、風が強かったです。
と言うか、謎の列車風の建物は何?

山がかなり近付いたところで、終点の城端駅に到着しました。
恐らく山の向う側は、五箇山や白川郷と言った、合掌造りで有名な豪雪地帯ですね。
一万三千尺(約4000メートル富山湾から立山連峰の標高差であいの風とやま鉄道の観光列車)には及びませんが、海から山の麓迄やって来ました。

高岡駅〜城端駅 29.9キロ

城端

折返しのインターバルが、少しあったので駅の外に出てみました。
立ち寄った訳ではありませんが、実は城端は初めてではありません。

高速道路がまだ全通していない時代に、岐阜方面から五箇山トンネルを抜けて、福光から高速に乗った際に、朧気な記憶ですが城端駅前を通り過ぎた筈なのです。
丁度駅前を国道が通っていますし、トンネルを抜けて見た雄大な砺波平野の風景と共に、何とは無しにですが記憶に残っています。
五箇山の手前の、菅沼集落で合掌造りも見ていました。
まぁ、それ以前にご縁のあった高岡に寄ることも無く、北陸道で帰宅しましたが、こうした形で訪れるとは思いませんでした。

周辺も少し散策しましたが、富山銀行があったくらいで、駅は中心街から離れていた様です。
それにしても人が皆無で、駅から少し離れたところにコメリがあったのですが、駐車場には何台か車がありましたし、車の往来も時折あったので、やはり車社会なんでしょうね。
でも人の姿が無くても、寂しい感じは全く無くて、何か不思議と心地好さすら感じていました。
今回は乗り鉄メインでしたから、次回は観光で訪れたいです。
個人的に、好きなアニメーション製作会社ツートップの一翼であるP.A.worksの本拠地であり、アニメ聖地(城端駅も)があり、そして越中の小京都と言われる街ですから、来ない選択肢はありません。
城端に限っては、縁があったら等とは言わず、また来ます。
(あら〜、言っちゃったよ)

南砺市観光協会


城端線(復路)

さて、駅に戻りまして、後続の列車が到着すると、2両編成でした。
交換列車も、2両ばかりだった気がしますが、単行可能な両運転台車両が少ないんですかね。
不思議と発車間際になると、何処からかとも無く乗客が現れて(数人でしたが)、列車は出発しました。
所謂地方鉄道あるあるですかね。

帰ってから知りましたが、砺波平野のチューリップは、本来大型連休の頃が盛りだそうで、やはり関東と一緒な訳無いですね。

各駅に停まる度、徐々に乗客が増えて行きました。
そして、高岡駅の一つ手前の新高岡駅で下車しました。
先程とは逆で、入れ替わりで多くの乗車がありました。

城端駅〜新高岡駅 28.1キロ

つづきます。