各駅散歩の旅(89)
8月、9月は、暑さと共にあれこれ盛り沢山でしたが、漸く秋の兆しを感じ始めた今日此頃であります。
そんな夏の残滓と共に、9月最後の日のお散歩でした。
希望ヶ丘駅篇
[相鉄本線]
横浜市内シリーズ57
希望ヶ丘駅は、大まかな位置関係は把握していますが、下車した事が無い駅で、周辺状況もほぼわからないエリアではありました。
谷間にある駅で、駅の下は暗渠の二俣川だそうです。
駅は「希望ヶ丘」ですが、地名は「希望が丘」だったり、更に「希望ケ丘」もあってビンゴです。
いや、カオスです。
南口から外にでると、駅前は小ぢんまりとしたロータリーで、路線バスも乗り入れていました。
駅前から、商店街の坂道を上って行きました。
モダンな地名ではありますが、それなりに歴史もあって開発された街ではありますから、戸建住宅が中心ではありますね。
神奈川県立希望ケ丘高等学校
神中(じんちゅう-旧制神奈川中学)ですね。
当地に移転して、希望ヶ丘高校となりました。
進学校として名高いですが、太平洋戦争後には、県立湘南高校の高校野球甲子園優勝から、翌年の神奈川商工(県商工)に続いて、3年連続で県立高校の甲子園出場を果たしていたりします。
京都府立莵道高等学校(ユーフォのアニメモデル)には中々寄り辛いとか、宣っている割には、他所の無関係な高校の写真を平気で撮影している辺り、ダブスタの極みだなとは思います。
無論、生徒さん始め一般の方を含めて、カメラを向ける事はありませんけどね。
閑静な住宅街にある、緑豊かな学校でありました。
高台に校舎やグラウンド等があって、校門は谷筋で雰囲気もあって、何とも格好好かったです。
再び駅へ
谷筋から上って、尾根筋を歩きました。
閑静な住宅街に、自然公園等もあって、住環境としては素晴らしい場所でした。
結局は、尾根筋を下る事になりました。
北口
坂を下ると、再びの希望ケ丘駅でした。
踏切を渡って、北口側を歩きました。
厚木街道に出て少し歩きましたが、そのままでは二俣川駅に出てしまうので、途中で道を折れて、坂道を上りました。
住宅街をアップダウンしつつ、彷徨いながら歩いていると、いつの間にか尾根筋の旧街道を歩いていました。
希望ケ丘エリアからは、離れた様でありました。
ランドマークが見えた!と思ったら、アンテナでした。
恐らくはもう少し、大きく見える筈です。
神奈川県警察運転免許センター
一旦谷に下りて坂を上って、通称フタマタ"こと、運転免許センターに辿り着きました。
時間が時間なので、人の姿が皆無でちょっと寂しい感じでした。
元は、道路を挟んだ実地試験コース(上記写真のコースではない)側に建物もありましたが、新築移転しました。
移転後にも、お世話になっています。
隣接して、高校や献血ルーム等もありますね。
ラストスパート
勝手知ったる二俣川駅エリアなので、何時もの裏道を歩きました。
ライトセンターは視覚障害者施設なので、バリアフリーが一般的になる前から、点字ブロックが二俣川駅から続いていました。
住宅街の坂道に差し掛かると、ランドマークタワーが見れました。
市役所より高い北仲ビルが、遥かに低い事が良くわかりました。
ゴール
言わずもがな、二俣川駅であります。
85分程の、お散歩でした。
すっかり、陽が短くなっていましたね。
そんなこんなで
陽射しもありましたから、前回に比べると同時間帯でも幾らか明るかったですが、秋の日はつるべ落としとは良く言ったものです。
とは言え、気候的には秋とは思えず、しっかりと汗を掻いていました。
谷筋の駅で、両サイドに丘陵が迫っているので、アップダウンは中々のものでした。
微々たるものかも知れませんが、希望が丘の雰囲気を感じ取れましたし、二俣川駅北口の補完も出来た、お得なお散歩でした。
やはり、横浜は坂道の街でした。