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テレビアニメ「進撃の巨人」完結

先日、テレビアニメ「進撃の巨人」が、NHKでの85分のオンエアを以って、10年間に渡るシリーズの完結となりました。
原作コミックは、2021年に11年半で最終回を迎えていましたが、何れにしても長寿作品でありました。

私は、基本コミックはアニメ化の後追いで稀に読む事はあっても、日常的には読みません。
(成人後の遠い昔には週刊誌等複数読んでいた時期もありました)
それでも、アニメ化前から原作の高い評判は伝え聞いていましたし、いざ映像化されてもその期待を裏切る事はありませんでした。
アニメ制作会社の変更や放送局も変わったり、完結編に至っては前後編のスペシャル編成で、しかもインターバルが長い(8か月)と言う、中々に紆余曲折感が無きにしも非ずではありましたが、一貫してテレビアニメシリーズとして完結した事が一番でしょう。

The Final Season 完結編(後編) は相変わらずの最後の最後迄、壮絶な展開の連続ではありましたが、人間の弱さ・強さ、醜さ・美しさ、愚かさ・聡明さ、悲しみ・歓び、その全てを目の当たりにして、幾何かの希望の光を感じられた様な気もしました。
弱者が束になり大きな渦となれば、強者をも呑み込んでしまう狂気が生まれてしまうのも、きっと確かな事だと思いました。

彼らの物語は、決して大団円とは言えず寧ろ悲劇的だったのかも知れませんが、目の前の出来事に真摯に向き合い、例えベターですら無かったとしても、一つの結末を迎え新たな一歩を踏み出したのは確かで、結果的にベストな選択が出来たのかも知れませんね。

エンドロールの追い撃ちで、軽くダメージを受けつつ納得している自分もいた訳で、それでもパンドラの箱に残っていたアレはあったと思います。
そう思いたいです。

皆さん、お疲れさまでした☆ありがとう


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