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晩夏


令和最初の全国高等学校野球選手権大会(甲子園)は履正社高(大阪)の初優勝で幕を閉じました。
おめでとうございます。
そしてお疲れ様でした。

個人的に甲子園の決勝が終ると同時に夏の終りを感じます。
以前はそこで一番の見所と言われる準々決勝戦からの怒涛の様な三日間で決勝戦迄を戦うと言う日程でしたが最近は休養日が挟まれる様になり逆にそこが余計に夏の締め括り感を演出している様にも感じられています。
かつては某24時間チャリティ番組にも駄目押し感があったのですが学校に通わなくなって殆ど感じなくなりました。
まぁ長い夏休みと無縁になったからですね。

それでもまだ熱い夏は終りではなかったりするのです。

8月24日(土)から29日(木)迄の日程で甲子園と同じ兵庫県(明石市・姫路市)で「もうひとつの甲子園」と謳われる
第64回全国高等学校軟式野球選手権大会
が開催されます。
こちらの大会も高野連主催ですからある意味正統の?「もうひとつ」とも言えます。
当然の事乍「もうひとつ」と謳う必要性は一切ありません。

野球は世界的にはマイナー競技と言われていますし日本発祥の軟式野球は更にマイナーとも言えますがその国内競技人口は学童から社会人迄幅広く硬式野球のそれを当然凌いでいます。
競技により親しみ易くその裾野を広げている役割を担っている部分も決して小さくないかと思われます。
そう言った身近な軟式野球ではありますが高校生の部活動となるとその数は遥かに硬式野球には及びませんが選手達の野球への情熱は硬式に及ばないどころかそれ以上であるとも断言してもいいかと思います。

今回の大会には高校軟式野球では名門で最多優勝回数を誇る(9回他に作新学院高)今夏の甲子園でも躍進した一昨年から連覇中の中京学院大中京高(中京商/中京)始めとする甲子園でも名前の知られた学校から逆に硬式では無名の高校も代表に名を連ねていて今年もまたまた違った熱戦が期待出来そうです。

まだまだ熱い戦いと熱い夏は続いて行くのです。