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2022(令和04)年夏アニメお気に

早いもので夏クールも終わり、今年も秋クールを残すところとなりました。
好きな作品は地上波とBSで2回視聴の一方で、裏被り等もありますけれど、一切顧みない作品もあったりして、偏りが益々顕著になった様に思います。
もうなんかね、かなりラブコメを受け付けない体質が、強くなっている気がしますね。
また、「異世界おじさん」に関して、中途迄オンエアされていましたが、スケジュール破綻で、再度秋季に第1話から仕切り直しだそうです。

そんなこんなで
早速。
(順不同です)

☆☆☆

リコリス・リコイル

優勝。
オリジナル作品で設定や世界観から、令和のまど☆マギ(OPもClariSですし)だなとかも思いましたが、ファンタジーでは無く生身の人間のお話ですから、ある意味更に過酷とも言えますし、控え目に言っても鬼畜の所業でしょう。
それでも、与えられた仮初の居場所であっても、精一杯ベストを尽くす姿がまた複雑なところもありました。
とは言え、千束とたきなの物語であり、喫茶リコリコの物語が本質であって、その外の出来事は些末であると思います。
いや流石に、些末と言うには壮絶でした。
バディものとして、成長譚としても面白かったですが、たきなが千束にどう感化されて行くのか、それも楽しみでした。
バディだけではなく"対"と言う形で、ライバルだったり、恋人だったり、師弟だったりと、夫々の関係性もまた物語の骨格になっていたのかも知れません。
その中では、真島の存在だけが異質でジョーカーの様な存在でした。
根底の部分では、千束と相容れるところも少なからずありそうでしたが、暴力で全てをひっくり返すテロリズムは流石に駄目でしょう。
特異な能力を、平和的に生かす道があれば、また違った出会いもあったのかなと思ったりもしました。
最後の最後に、リコリコの面々が何かしらやっていましたが、新作への布石なのか、今は余白程度なのか、どうなんでしょうね。
画も綺麗でしたし、アクションも容赦無く残酷で素晴らしかったです。

ルミナスウィッチーズ

先ずは紆余曲折もあって、無事に放送が完遂されて、良かったです。
ワールドウィッチーズ(ストライクウィッチーズ)シリーズとしては、異色の"戦わないウィッチ"が主役の作品でした。
とは言っても、戦時下でそうした描写もありましたし、ストライカーユニットも登場(重要な演出アイテム)しますから、やはりウィッチの物語でありました。
今のアニメには必須である音楽が素晴らしいのですが、これはシリーズの伝統と言っても過言では無いでしょう。
そもそも、アイドルものでもありますから当然なんですが、新たなミリタリーアイドル爆誕ですね。
ラブライブとアイドルマスターの、ハイブリットって感じかな。
そして何と言っても、界隈をざわつかせた7話での501部隊とのリンクは、作品を超えた伏線回収で見事な演出でした。
エイラーニャ(エイラとサーニャ)に(宮藤)ヨシカチャンは、他シリーズに必ず顔を出してくれるのですが、今回は特に制作陣の愛と拘りを感じられずにはいられませんでした。
その他にも503部隊(タイフーンウィッチーズ)やら扶桑皇国陸軍の西杉軍曹(巫女服)の登場もあって、華やかでありました。
常に最後迄、名前のテロップが出る状態だったので、プロローグに過ぎないのかも知れませんね。

サマータイムレンダ

半年間常に心がザワザワしていましたが、残り1話の所で見事な決着があっての、最終話の後日譚がまた素晴らしくて、ホント綺麗に終わりました。
恐らくこれは、分割クールでは無かったところも、大いにある様な気がします。(分割どうこうでは無く作品や物語の展開等でそれはまた違うでしょう)
こうした作品は、一気に最後の結末迄視たいのは確かです。
当初の小細工や学習の手探り状態から、徐々に追い詰められて、絶望を重ねた先の最後に直球勝負ですから、終始目が離せない感じでしたね。
季節的にも丁度良かったですし、キャラクターデザインも好みでした。
オンエア前には、尺的に足りるのかと言う話も小耳に挟んだのですが、実際どうだったんでしょうか。
私は原作未読ですが、アニメは過不足無くと言う感じです。
ほんと、めでたしめでたしで良かった。

☆☆

シャドーハウス

咲う アルスノトリア すんっ!

プリマドール

ラブライブ!スーパースター!!

メイドインアビス 烈日の黄金郷


今季も、こちらに挙げていない作品も含めて、楽しいクールでした。
あくまでも私個人の好みなので、真に受けない様に。
それと、個人的に今季声優MVPは久野(美咲)ちゃんです。

秋クールも楽しみだなぁ。

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