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[6] 2023(令和5)年夏 関西(27)・ちょこっと岡山鳥取 18きっぷの旅ロング 3日日 その3

つづきです。

鳥取駅から山陰線で、兵庫県の浜坂駅迄やって来て、ちょこっと岡山鳥取も終了しました。
駅前の足湯でリフレッシュして、先へと進みました。

09月07日(木) 3日目 その3

山陰線 浜坂駅〜和田山駅

鳥取駅方から、乗継列車がやって来て、やっと気付きました。
鳥取駅始発で、実はインターバルが2時間あったのです。
そこで、鳥取砂丘云々が出て来た訳ですが、全く気付かなかったです。
鳥取駅に着いてナチュラルに、時間的に無理じゃんとなりました。
どうしてそうなったかと言えば、初日と2日目は旅前に列車を調べて書き起こしていましたが、3日目のこの日は乗換アプリ(ジョルダン)で当りを付けて、その都度の確認をしていなかったからですね。
ただし、そもそも砂丘に行く気も無かったですし、浜坂駅に寄れて良かったので、結果オーライであります。

浜坂駅を出て、暫くは内陸部を走りました。

餘部駅に到着すると、下車客の姿もありました。

餘部橋梁の架替に伴って、線路の付替えも行われて、旧線が保存されていました。
新たな観光スポットでもあります。

餘部橋梁
山側

餘部駅を出ると、直ぐに餘部橋梁を渡りました。
海や河川では無く、谷と言うか街を越えていますが、かつての鉄橋では痛ましい事故も起きています。
それにしても、高くて景色も素晴らしかったです。

少し分かり難いかも知れませんが、橋を渡った先でトンネルに入る直前に線路がカーブしていて、橋の付替えが行われた証ですね。

鎧駅

鎧駅も、オーシャンビューでした。

香住駅
竹野駅

餘部駅から竹野駅辺り迄は、海が付かず離れずで、時折姿を見せてくれました。
車内では車窓と相俟って、まったりとした時間が、ゆっくりと流れて行きました。

ところが、終着の豊岡駅目前の城崎温泉駅で、観光客が大挙乗車して来て、一気に車内はカオスな状況に一変したのでした。
実は、福知山線内で架線支障があって、特急こうのとりが豊岡駅で運転打ち切りの上、折り返しの状況となった為の混雑だった様です。
本来なら、乗車普通列車の前に、城崎温泉駅を出発するダイヤでした。
何とも言えない雰囲気の中、終着の豊岡駅に到着したのでした。

京都丹後鉄道 KTR8000

豊岡駅でも混乱は続いていて、打ち切り折り返しの特急こうのとりは到着していませんでしたし、高校生の帰宅ラッシュと重なって、ちょっと凄い事になっておりました。
因みに、豊岡は暑い街として認識がありましたが、この日は普通でしたね。
乗継列車のインターバルは、少し長目でしたので、ギリギリでしたが、特急を見送って出発しました。
車内はラッシュ状態で、和田山駅で多くの下車があり、私も降りました。
これで山陰線は、京都駅〜鳥取駅迄乗車済となりました。
そして、関西地区のJRも完乗達成でした。

播但線 和田山駅〜姫路駅

単行
右奥に赤煉瓦や給水塔
左:下り普通 右:上り普通 奥が福知山駅方

但馬(たじま)から播磨へ向いました。
実は和田山駅でも、播但線折り返し列車の遅延で、山陰線上下線列車が接続待機となっていました。
播但線は単行列車で、乗り換えも多くてラッシュ状態でした。
既に、17時を回っていましたから、驚く事でも無いのでしょう。

車両の顔が前後で違うのです

電化区間となる寺前駅で、列車を乗り継ぎしました。
朝以来の、電車ですね。
まったりと列車に揺られ、すっかり陽の沈んだ姫路駅に到着したのでした。
13時間余りで、ぐるっと回って来ました。
姫路駅の播但線(同じホームの姫新線)には、中間改札が設けられているのですが、有人改札が少し行列になっていました。

新快速 姫路駅〜山科駅

姫路城

姫路駅からは、新快速で一気に山科駅へ移動しました。

本来であれば、和田山駅からはそのまま山陰線を進むのが最短ではありますが(福知山線経由はダイヤ混乱以前に論外)、余分な荷物を構内コインロッカーに預けていたので、姫路駅に戻りました。
フル装備であったら、朝の行軍は無理でした。

慣れ親しんだ山科駅で、3日目の長い1日が無事終わりました。

姫路駅〜上郡駅
智頭駅〜鳥取駅
鳥取駅〜和田山駅 山陰線 [初乗車]
和田山駅〜姫路駅〜山科駅 379.9キロ
 6380円(参考)

智頭急行
上郡駅〜大原駅 33.2キロ
 880円
大原駅〜恋山形駅 16.8キロ
 500円

3日目は、長い1日でした。
朝の5時半から、15時間半に渡っての鉄道旅でした。
鉄道むすめのスタンプラリーもそうですが、智頭急行恋山形駅であるとか、行軍(お散歩)だったり、鳥取駅でお茶したり、浜坂駅の足湯等、乗り鉄オンリーでは無かったので、やはり観光らしい観光はありませんが、それなりに中身が濃くて楽しかったですね。
瀬戸内海と日本海を擁する、兵庫県の掌の中で楽しませて戴きました。
瀬戸内海は見てないですけどね。

つづく