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映画『プラダを着た悪魔』を観て

こんにちは。

昨日は映画『プラダを着た悪魔』を観ました。社会人3年目、社会の厳しさと、自分が追い求める幸せの間には大きな葛藤があることを、身を持って痛感している日々ですが、そんな時に見たこの作品は、とても心に刺さりました。

下記、感想含め、私の心に残っているシーンの紹介と私なりの解釈となりますが、ぜひ、観たことない方は先に観てください(笑)観たことある方は、感想共有しましょう!

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はじめは、家賃を稼ぐための仕事よ!そう言って仲間と笑っていた。

苦しいことも我慢して"コツコツ"働いている人たちと自分は違うと思っていた。

理不尽なオーダーにも必死でくらいつき
それでも努力が認められない。

そう感じた主人公アンドレアに、ナイジェルがかけた言葉は
「君は努力していない。愚痴を並べているだけだ。」

アンディは次第に変化していく。
認めてもらうために身なりも変えた。

そうすることで新しく見える景色
出会う人

たくさんの刺激の中で
すべては自分の夢のために
頑張っているつもりだった。
自分の中身は何一つ変わっていない
頑張っている私をそばで支えてほしい
認めてほしい
そう思っていた

なのに、
ずっと仲良しだった仲間に対して、
突然の仕事の電話が来た時に、からかわれると本気で怒ってしまう。
彼氏の誕生日パーティーにも遅れてしまう。

アンドレアは言う、「仕方なかった」

周りにいる人の大切さに、アンドレアは気づいている、
でもどうすればいいか分からない。

そんな彼女に、またナイジェルは声をかける。
「仕事ができるようになると、プライベートが崩壊するよ。昇進のタイミングだ。」


人がずっと見ていた夢を
「横取り」かのような展開も起こってしまう。
でも、アンディは決して「横取り」なんかと思っていない。違和感がある。

でも、キャリア、ビジネスの世界では、
競争に勝ったものだけが先に進めるのかもしれない。
そうすることで、「誰もが憧れる」ポジションにまで登り詰められるのかもしれない。

一見、対称に見えるミランダとアンドレア。
しかし、ミランダはアンドレアに伝える。
「あなたは私に似てる。人が何を求め、何を必要としているのかを超えて、自分のために決断できる。」

この言葉をかけられたあと、
アンディは、「自分のために決断」する。

夢のため、1年は続ける
そう頑なに考えていた彼女が、
1年も経たない間に辞めてしまった。
しかし、新しく採用試験を受けると、
ミランダが自分の背中を押してくれていることを知る。

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何かを手に入れるためには、
何かを犠牲にしないといけないのかと
その現実を知るたびに、人生に絶望します。

でも、何かを犠牲にしたがために、
また新しい何かを手にすることもできる
だから、人生は面白い。

そんなことを教えてくれた映画でした。

今はちょうど、コロナが流行し、
何かを失って、犠牲にして、絶望感を抱く人が多い時。

そんなネガティブな状況も
全部一旦受け止めて、また前に進むことが大事。

「あの時があったから」
そう思える日がきっと来るはず!

とってもモチベーションの上がる映画です。
そして、自分自身のその時その時の立場や環境で、
受け取り方が変わってきそうな映画なので、
また何度も見返したいなと思いました。

読んでくださって、ありがとうございました!

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