音に置いて行かれるのが怖くて、必死について行きました。 衣装は龍を模しているのか!狐の面は何だろう・・・龍が跳ね、狐が臥せっている。そんな異世界の生き物たちが繰り広げる、夢のような時間。これは夢かうつつか・・・ (1)演目の再演 「龍跳狐臥」は己龍の初武道館公演のタイトル、、というとカタカナだから、題字?演目というべきでしょうか。 彼らにとって、目標としていた場所での記念の公演。だから再演するならまずはこの公演なのでしょう。 過去の衣装で当時の雰囲気を楽しむメ
1月は配信ライブ2本、配信バレエ公演3本、劇場バレエ公演1本を鑑賞。 久しぶりに感想を書いてみます。 ちなみに、上の画像はゴールデンボンバーさんとも己龍さんとも全く関係のない、今ファンをやっている、ギターリストの大村孝佳さんの実機を見に行った時に撮った写真を挙げました(笑)あ、己龍さんならESPつながりかな?(強引)早く大村さんの生演奏が見られますように(祈り) ①ゴールデンボンバークリスマスライブ 〜聖夜の夢漢却廃神〜 これ、セットリストが珍しかったので見てみた
好きな音楽を、生演奏で聴けるって最高。 そう思った至福の時でした。 2月17日水曜日。コロナ禍で行われるライブコンサート。席は1つおきに設定され、緊急事態宣言を踏まえて会場の人数は恐らく5000人以下に設定されていることでしょう。声を出しながら見るのが当たり前の音楽ライブにおいて、声を出せない、人と接触できないと言うことは、反応が示せないと言うこととほぼ同じ。新しい鑑賞方法で見るライブ。そうなった世界に私は飛び込んでみたのでした。 「周辺の人と間隔を取ること」これが再三
①格好で浮く。 メタルライブに来る人は大体が全身黒色の服を着ています。クラシックバレエファン(の1人)は基本黒い服なんて持っていません。あるとするならば職場着。普段着では着ませんね。そこでクラシックバレエファン(の1人)は白いニットに大村孝佳福袋でゲットした彼の衣装を羽織り、ブラウンのロングスカート、黒のゴツ底の靴(これはライブ用に買ったかなり冒険した靴)に赤いコート、白いハンドバックで行きました。 これは浮くわw周りの人から見られてる気がする。いや、自分が見てるんだって
バレエやオペラの作品について考察しました。というか、筆者の発見をまとめたものです。
9月から10月にかけて、東京バレエ団と新国立劇場バレエ団の「ドンキホーテ」を比較して見るという憧れを達成し、気がついたことがある。 それは、バレエの「ドンキホーテ」とは、社会通念に反抗する作品だったのである。 私の解釈はこうである。キトリとバジルは相思相愛、もちろん結婚を望んでいる。しかしながら、親の反対があり、親は貴族との結婚を決めている。これは社会通念である。いつの時代も結婚には親の意志が絡み、そしてお金持ちとの結婚が世の正解とされているのである。バレエ「ドンキホーテ
オペラにおいて、なぜ「おじさん」がいじめられる作品があるのか。 この前のフィガロを見てから思考が止まらなくて。 「フィガロの結婚」については「どうしようもないエロじじいのたわけ」と書きましたけど、思い出したのはこの作品は元々貴族の痛烈な批判であったということ!つまり、貴族がエロじじいで、それに対して庶民が逆らう話。貴族あるあるネタをぶっ込んで、本来ならばこうしてやるべきという考えを入れた話、ということになりませんか? フィガロの場合、貴族VS庶民という構図がはっきりして
東京バレエ団「ジゼル」をU25シートで見ました。 タイトルロールは秋山瑛さん、アルブレヒトは秋元康臣さんです。私は2人をドン・キホーテで見て以来、大変気に入っているので、今回も大きな期待を掛けて行きました。 結果、期待以上のものを見せていただきました!! 秋山さんは、キリッとしたキトリ、透明感があったタリスマン、そして、今回の素直で愛らしいジゼル、と様々な表現を見せてくれます。どの役を見ても「ぴったり」と言えるほどに、何をも演じられる素晴らしいダンサーです。
昨日は渋谷に「マシューボーンの赤い靴」”Matthew Bourne's The Red Shoes"を見に行って来ました。 マシュー・ボーンの面白さの1つとして、クラシックバレエの古典作品の新しい解釈が挙げられますが、今回は1948年の映画「赤い靴」とアンデルセン童話の「赤い靴」が基になっているとのこと。私は映画「赤い靴」についてはバレエ漫画「アラベスク」で触れられていることくらいしか知らず。童話は昔のアニメなどでよく見ていましたね~。 今回は女性が主人公で、作曲家とプ
②東京バレエ団「ニューイヤー祝祭ガラ」 1月に見た公演の中で最も印象に残った公演です。 東京バレエ団の「セレナーデ」は2019年10月に続き2回目。今回は沖さん、中川さん、金子さんがソリスト。東京バレエ団のセレナーデはアームスの使い方が柔らかく、余韻が残るような(踊りだから残像か?)コールドバレエです。と、いうのは新国立劇場のセレナーデと比較してそう思います。お団子で踊るのが当たり前のバレエですが、髪をほどいて、髪も体の一部としてなびかせながら踊るのってすごく素敵です!
今私は同世代の芸術家に注目する、というのを大切にしていて。 そこでこのSPOTLIGHTプロジェクトは私の中でとても大きな意味がありました。 コロナ禍で失業、などなど大変つらいニュースが聞こえてきて、留学生の友達も、春休みに帰国したら再入国ができなくて大学院の勉強ができなくなった、という話をしていました。 私はSPOTLIGHTプロジェクトを遅まきながらtwitterで知り、インタビュー動画を見ました。そこで同世代のバレエダンサーたちはコロナのせいでバレエ団の採用取り消
オペラ鑑賞の感想をまとめました。
バレエ見物客が見るオペラの感想シリーズである。長すぎてもはや鑑賞メモである。 3回目の蝶々夫人を見た。1回目は二期会オペラで東京文化会館、2回目はウィーン国立歌劇でオンライン配信、そして今回である。 私はプッチーニのオペラが大好きだ。そしてこの「蝶々夫人」が最も好きだ。 プッチーニのオペラには様々な悲しみがある。例えば、「ラ・ボエーム」は夢半ばでこの世を去る儚さという悲しみ、「トスカ」は運命に見捨てられたという、悲観の悲しみ。「蝶々夫人」は信じていたものが崩れ去
昨日新国立劇場まで「フィガロの結婚」を見に行ってきました。初鑑賞。今回は予習頑張りました。テノールのアリアは一曲、バレエのレッスン曲でメロディーは知ってました。ソプラノ、メゾのアリアはYoutubeで何回も聴いて出だしの歌詞とか、メロディーを覚えていきました。 さて、席に着いたら周りがみーんな若い人でした。恐らくU25チケット使っているのだと思いますが、下手前方が全部U25かと思うほどに若人の集まりでした。「先生のレッスンがさ~」と話すお姉様群団に「トスカがさ・・」と話
2/21は新宿文化センターまで、日本オペラ協会公演の「キジムナー時を翔る」を鑑賞しに行きました。青春割引チケットを使っています。沖縄が舞台のオペラは面白そうだな、と新鮮に感じて選んだのですが、作曲家の中村透さんという方について大変勉強になりました。 環境保護が題材の現代オペラ。1990年度に文化庁舞台創作奨励特別賞(グランプリ)を受賞されているとのことですが、リオデジャネイロで地球サミットが開催され12歳のセヴァン・スズキさんがスピーチをされたのが1992年であることを考え